このブログでもよく言及している狩猟マンガ「山賊ダイアリー」。
10月21日日本経済新聞では、作品と作者の岡本健太郎さんが、大きく紹介されていました。
狩猟のリアルを描く作品として注目されたのです。
記事にも書いていましたが、高齢化が進み減少している猟師の世界に「山賊ダイアリー」が新しい風を送りこんでいます。
若い人が狩猟免許を取るきっかけにもなっているようです。
記事によれば、岡本さんは漫画家としてデビューした後、ギャクマンガをもっぱら書いていたそうですが、いきづまり、ある時、子供の頃に交流していた猟師のおじいさんのことを思い出したそうです。
このおじいさんのことは「山賊ダイアリー」でも描かれていますね。
そして、一念発起し、故郷の岡山に帰り、狩猟をしながらマンガを描くというスタイルを確立し、人気作品を生み出しました。
子供の頃のお年寄りとの出会いが作品として実を結んだとも言えます。
縁とは分からないものだと感慨深く思ったことでした。
そしてきっと、亡くなったそのお年寄りも生きていたらきっと喜んだはずですよ。
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