アニメ「食戟のソーマ」第2期を今見ています。前回のブログでも書きましたね。
「食戟のソーマ」ではジビエ料理がよく登場します。狩猟によって捕獲された野生鳥獣の肉を使った料理。
シカやイノシシ、カモ、野ウサギなどが知られています。
「食戟のソーマ」でもこれらの野生の鳥獣を使った料理が登場します。
ソーマと同じ極星寮の吉野悠姫(よしのゆうき)がジビエ料理を得意としています。
選抜の予選でもカモを使った料理を作りますが、さばいた後のカモ肉が映り、その解体の巧みなことに審査審はうなっていました。
とここまで書くと「食戟のソーマ」のネタ?と言われるかもしれませんね。
僕はその場面を見て、実は「山賊ダイアリー」を思い出したのでした。
山賊ダイアリーを取り上げた前回のブログで書きましたが、主人公は仕留めた獲物は必ず食するようにしています。命への敬意を示すためと僕は解釈しています。
そのため、獲物の解体シーンがよく出て来るのですが、それが大変な作業であることがマンガからも実感されるのです。
重量の重いシカやイノシシは自動車でないと運べませんし、鳥類は毛をむしらなければなりません。
カワウなどの処理はマスクなどをして毛がかからないようにするのですが、これは病原菌や寄生虫を防ぐためなのです。
各地でジビエ料理の振興がはかられ、一般社団法人「日本ジビエ振興協会」も存在します。
いろいろな自治体が近年力を入れていますが、数量の安定的な確保と食肉解体がどこも課題のようです。「山賊ダイアリー」からもそんな苦戦が伝わってきます。
しかしながら、狩猟鳥獣の命を活かすためにも、地方ならではの魅力づくりのためにもジビエ料理の普及が一層進んでほしいとも願われることですよ。