札幌ファンにはマンガ「波よ聞いてくれ」を 1 | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
あなたも試しにご覧あれ(^-^)

以前、大阪梅田の地下街に北海道の物産ショップがありました。たまに利用していたのですが、そこで出会ったのが、スープカレーの素。説明書きを読んで、札幌では、スープカレーがよく賞味されているという事を初めて知りました。
こんな出だしになったのは、最近読んだコミック作品の主人公がスープカレーの店で働いていたからです。

舞台は札幌。女性の主人公の名は鼓田(こだ)ミナレ。30代前後の彼女は失恋の後バーで出会った地元のFM局のプロデューサー麻藤兼嗣(まとうかねつぐ)と知り合い、DJの仕事をするようになるのでした。
ひどく酔って愚痴った音声を録音されて、北海道全域に番組で流された事がきっかけで。

この作品は「波よ聞いてくれ」(作:沙村広明)、『アフタヌーン』で連載されています。
主人公たちは何かと個性的でそこも面白いのですが、札幌の風物詩や習俗が織りこまれ、地域の視点にも出会えます。そういうところが、僕には一層魅力に映りますよ。
前提知識なしで読んでも面白いですが、ラジオDJのリアルや札幌の現代カルチャーに興味がある人には特にオススメですよ(^_^)

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鼓田ミレナ 第1巻から引用