ガラスの仮面展@京都に思う | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
あなたも試しにご覧あれ(^-^)

JR京都駅の通路を歩いていると

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上記写真のフォトスポットが設置されていることに気づきました。
「ガラスの仮面展」が、駅ビルの美術館で開催中なんですね〜。

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左がマヤ、右が亜弓。お互いが最大のライバルであり実は最大の理解者

連載40周年記念の展覧会とのこと、まだ、連載中の少女マンガの名作、作者は美内すずえさん。
演劇をテーマにしたこのマンガは、貧しい家庭で生まれ育った、驚くべき才能の持ち主である主人公の北島マヤ、両親ともに演劇界で活躍する、美貌と才能に恵まれた姫川亜弓が競い合う中で、ストーリーを織りなしていきます。
僕は実は、亜弓の方によりシンパシーを感じます。マヤの演技に衝撃を受け、努力を重ねるような謙虚さも持ち合わせている亜弓。マヤは縛られない強さ、天性の才能と感性で道を切り開いていきます。一方、亜弓には「持つ者」の哀しさと見えざる努力、そんなものを感じ取ってしまうのです。「弱虫ペダル」手嶋純太へのシンパシーもそうですが、僕はやはり神憑った才能よりも努力に惹かれるようです。
目下マヤと亜弓は、名作「紅天女」の主役の座を競っています。この舞台がこの40年越しの大作の終局だと予測されます。
果たしてどんな結末が待っているのか?
改めてそんなことを思いましたよ^_^