夜に京都タワーの前を通りかかったところ、スタンディングで弾き語りをしている男性がいました。京都タワーの前では初めて路上弾き語りを見たので少し驚きました。
京都タワーが位置する京都駅の北側は弾き語りがかなり制限されている印象を受けます。少なくとも京都駅の敷地や隣接する広場では禁止されています。少し認めてしまうとパフォーマーや物品販売者で収拾がつかなくなるからでしょう。
京都タワー前は微妙ですが、それでも今まで見たことがありませんでした。
アコースティックギターとマイクをアンプにつないで、その男性は立って弾き語りをしていました。僕は少し急いでいましたが2曲ほど耳を傾けました。
というのも男性が指を使ったアルペジオ奏法で綺麗にギターを奏でていたからです。パステル調と言ったらいいのでしょうか。その中性的な声にも合った、アルペジオの調べが耳に心地よく響きました。
コードは基本コードではなく、メジャー7thを中心に使っているように推察されました。
この人もおそらく僕と同じくアルペジオ奏法が好きなんだなぁと直感しましたよ。
親指、人差し指、中指、薬指、5本の指(5本の弦)、中指と順々に小刻みに弦を弾く高速のアルペジオでした。
こう言う弾き方もあるのだな、人のギターの音色に触れるというのもいいものだなっと思ったことでしたよ(^_^)