僕と「釣りキチ三平」 | みかんともブログ

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このブログは、表現コンテンツが好きな人や表現活動に関心がある人に向けて書いています。
特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
あなたも試しにご覧あれ(^-^)

久しぶりに先日釣りをしましたが、仕事関係の女性スタッフと渓流釣りの話をする機会がありました。お父さんが渓流釣りやフライフィッシングをとてもよくしているとのこと、そこで尋ねてみました。


もしかしたらお家に

 マンガの「釣りキチ三平」

 はありませんか?


すると
 
いっぱいありますよ、釣りキチ三平!
 
との答え。

 

やはり、そうでした。釣り好きの人なら、一度は読むマンガ。

釣りマンガの筆頭に上がるのは、少し古いですが、やはりこの「釣りキチ三平」だと思います。内容の濃さが別格です。

映画シリーズが人気の「釣りバカ日誌」は釣りマンガというよりはコメディーマンガと捉えた方が良いでしょう。
 
この「釣りキチ三平」は1973年から10年間週刊少年マガジンで連載されました。平成版もあるそうですが、読んだことはありません。
作者は矢口高雄さん。主人公三平三平(みひら さんぺい)は秋田県の山間部で育った10代の少年で釣りが大好き。三平が色々な魚を釣っていくストーリーです。活躍の舞台は海外にも及びます。兄がこのマンガを持っていましたので、僕も少年の日々よく単行本を読みました。ナマズを釣ったり、有明海のムツゴロウを釣ったり、カジキマグロのトローリングをする三平に憧れたりしました。
 
「釣りキチ三平」のすごいところは、展開も面白いことながら、釣りの入門書にもなるということ。釣り場や魚の習性、仕掛けのポイントなどを紹介してくれるのです。作者の矢口さんが登場する魚をほとんど釣った上で描いていたそうです。
 
1970年代に環境問題についても鋭く指摘している話もあり、自然派のマンガとも言えるかもしれません。
 
あなたが釣りに興味があるなら、このマンガ、ぜひオススメですよ(^_^)