ブログに書きましたように3月6日、渓流で負傷したのですが、帰宅後、夜に仕事上の親睦会がありました。
怪我のことがあり、いつもほど高揚した気分にはなれませんでしたが、久しぶりに会った知人たちと比較的楽しい時間も過ごせました。
帰路、手の痛みを思い出し、少し気分が落ち込みつつあった時に、書店で『ジャンプスクエア』2017年4月号を手に取りました。
やはり「この音とまれ!」にじ~んとしました。(なお、「トラブルダークネス」についても思うところ大でした。これは回を改めて。)
少しネタバレになってしまいますが、
箏曲部部長倉田武蔵と同級生の部員来栖妃呂が気持ちの上で寄り添えたからです。
最初、ギャル系女子の来栖は真面目で地味な武蔵を馬鹿にしていました。
しかし、武蔵の誠実でそして本当の強さを持つ人柄にいつしか惹かれ、箏曲も武蔵への思いを力にして高めてきたのでした。
お互いに惹かれながらも気持ちを素直に伝えられない関係。
しかし、今回の話で一歩も二歩も進むことでしょう。
僕は痛みを忘れて思いを作中に馳せていたようです。
それにしても、この作品の作者、アミューさんは人が何を願っているのかを本当によく理解した人だと思いました。
今回は立ち読みとなりましたが、このような作品に出会えたことに感謝です。
あなたにもお勧めの作品です。
![]() |
この音とまれ!〜時瀬高等学校箏曲部〜 [ 時瀬高等学校箏曲部 ]
2,700円
楽天 |