「Overfly」の明るさ~アニメ「ソードアート・オンライン」を見終えて その8~ | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
あなたも試しにご覧あれ(^-^)

先日のブログでは、アニメ「ソードアート・オンライン」のフェアリィ・ダンス編のオープニング曲「INNOCENCE」を紹介しました。今回の「Overfly」はそのエンディング曲。
この曲でもやはり、主人公キリトの妹、直葉の兄への許されない気持ちを一見歌詞で読み込んでいます。例えば、

触れることのできない
近くて遠い距離を
埋められたらって
滲む空を見た…


キリトとは近くの距離にいる、しかし、それは妹として。
触れ合うことはできない。
それを願っていてもかなわない、ただ自分の気持ちを映し出したような滲む空を見るだけ…。
こんな解釈も「ソードアート・オンライン」のストーリーを把握しているとおのずとされてしまうかもしれません。
しかし、曲調には切迫感も悲壮感もなく、静かな中に明るさがあるのです。
サビの

高く高くこの手を伸ばして
優しい光を目指して羽ばたくよ
心に灯した情熱を抱いて


を耳にすると僕は心地よい明るい雰囲気に包まれます。
前向きな気持ちにすらなります。
歌い手の春奈るなさんの声もやはりそんな雰囲気に向いているのでしょう。
OPの「INNOCENCE」を聴いた後に聴くといっそうその感が増すのです。
アニメ「ソードアート・オンライン」は曲がやはり格別ですね。
あなたがこの曲を聴いたことがないなら、ぜひ聴いてみてくださいね(^-^)