4月6日のブログで取り上げた、ロックスター、デビッド・ボウイの京都都市伝説。
デビッドの別荘は結局京都にはなかったわけですが、デビッドが京都を気に入り、居を構えようとしていたのは確かようです。
4月8日付京都新聞の記事「『京都』のウ ファイル4」が京都で活動していたバンド「EP-4」の佐藤薫さんの言葉を伝えています。それよれば、(ボウイは)「僕を含む数人に和風の一軒家を探してほしいと話があった。実際に山科や北白川の家を見たらしいけれど契約には至らなかった」とのこと。佐藤さんが市内で営んでいた「クラブ・モダーン」にもボウイは訪れていたそうです。
なお、ボウイは京都の酒造メーカー宝酒造の焼酎「純」のCMにも出演しています。日本のCMに出演したのはあとにも先にもこれだけ。京都の会社ならと引き受けたくれたと当時の宣伝部次長の細見吉郎さんが話します。
この記事を書いた樺山聡記者はデビッドと京都の関係をこう締めくくっています。
常に変革を探り、ロックスターと固定されること嫌って、自らを「人格やアイデアの収集家」と表現した巨星の光源の一つは、間違いなく京都だった。
あなたが表現に関心を持ち、京都を訪れたのならば、やはり光源のひとつになるかもしれません。僕にとっても大きな光源のひとつですよ。