「弱虫ペダル」と宇都宮ブリッツェン | みかんともブログ

みかんともブログ

このブログは、表現コンテンツが好きな人や表現活動に関心がある人に向けて書いています。
特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
あなたも試しにご覧あれ(^-^)

『週刊少年チャンピオン』で連載中の「弱虫ペダル」、目下レーシングの舞台を栃木県から群馬県に変えて白熱した戦いが行われています。
実は「弱虫ペダル」は、栃木県の自転車ロードレースのプロチーム、宇都宮ブリッツェンと関わりがあります。公式のユニフォームスポンサーになっているんです。
僕が宇都宮ブリッツェンの存在を知ったのは、今年の2月でした。たまたま手にした「ツールド日光」のチラシで知ったのです。
(このことは2月26日のブログ「自転車で元気になる栃木県」触れています)

その後初夏でしたか、ロードレーシングをやっていて「弱虫ペダル」を読んでいるという京都在住の20歳の男性と話す機会があったのですが、その際に栃木県に宇都宮ブリッツェンというチームがあるのを知っているかを尋ねると、
「知ってるも何も、『弱虫ペダル』に出てくるような人が、学校卒業後、目指すプロチームが宇都宮ブリッツェンですよ。ロードレースやってる者の憧れのプロチームなんです」との答え。
自転車の世界でそんな有名だったのかと改めて知ったのでした。

宇都宮ブリッツェンは栃木県宇都宮市を本拠地とする自転車ロードレースのプロチームで、その名称「ブリッツェン(BLITZEN)」はドイツ語で「稲妻が輝く」という意味を持ち、雷が多く「雷都」の別名を持つ宇都宮にちなんで命名されました。
公式のチームフィロソフィによれば
「自転車ロードレース活動並びに自転車を主としたスポーツ教育活動を行う地域密着型自転車ロードレースチーム」であり、国内最高峰のシリーズ戦や国内の「UCI(国際自転車連合公認)レース」を主戦場とし、勝利を目指すことはもちろん、日本国内に於けるレース文化の発展を目標としています。
特に共鳴したのは、ブリッツェンの気概の大きさです。「将来的には、宇都宮ブリッツェンがモデルとなり、各地に地域密着型チームが設立され、Jプロツアーが本格的な地域対抗のシリーズ戦に発展していく事」を念願としています。また、「環境に優しく健康にも良い、自転車の持つ多様な機能を街づくりに活かすための社会貢献活動」にも積極的に取り組み、広い意味での”自転車文化の普及”にも尽力していくとのこと。

まさに自転車ロードレースチームの先駆けのような存在です。このようなチームが宇都宮に生まれたのは偶然ではありません。
宇都宮はロードレースのアジア最高峰とされる「ジャパンカップサイクルロードレース」が毎年開催されてきたのです。今年で24回目とか。そして、今年の会期10月16~18日、つまりいま開催の真っただ中なんです。
そのため「弱虫ペダル」の作者渡辺航さんも宇都宮に来ていますよ。

地域を、そして自転車世界を元気づける存在、宇都宮ブリッツェンの活動、今後も目が離せません(^-^)

弱虫ペダル テーマソングアルバム/東宝

¥3,024
Amazon.co.jp