オリジナル桜曲が中近東で買われる時代 その2 | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
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こんにちは美悍ともです。
前回に引き続きオリジナル桜曲の話題を。

僕が海外配信向けに意識したのはジャケットと説明文です。
ジャケットには、視覚的にわかるように桜の写真を大きく表示しました。
加えて名前のアルファベット表示を大きめにしました。
ジャケット画像に題名の英訳をつけなかったのは工夫が足りなかったです。

そして、海外配信サイト用の英文説明はシンプルでわかりやすい英語を心がけました。
桜ソングとはっきり分かるように。

これくらいの工夫でしたが、僕の曲にアクセスしてくれた人の参考にはなったかなと思います。
(参考までに下記に実際の配信画像を載せました)

また、これとは別に興味深かったのは、「桜~北に舞ふ花びら~」を買ってくれたのが、比較的寒冷の国々の人が多かったことです。
ダウンロードで購入してくれたのは、アメリカ、カナダ、ドイツ、イギリス、ロシア、デンマークなどに住む人で、世界最大の音楽市場を持つアメリカがやはり半分を占めました。定額サービスを含めるといろいろな国が加わり状況が変わります。
ヨーロッパの割合が断然高くなり、なかでもフィンランドが多く、スウェーデン、ノルウェーも入ります。これは英語の普及度もあると思われますが、お世話になっているイタリアの人の意見なども踏まえると、「桜~北に舞ふ花びら~」は、ゲルマン的なものや北方の感性に共鳴するメロディーなのではないかという仮説を持ちました。
題名自体に北方の要素が入っていますからそれがきっかけとなって聴いてくれたのかもしれません。今後に仮説を生かしたいところです。

オリジナル曲の海外配信はいろいろな気づきをもたらしてくれました。
経済や文化のグローバル化は負の側面も少なくありません。経済面では努力しなければ、日本の労働環境に痛みをもたらすことでしょう。
けれども、時計の針を戻せないのならば、積極的に日本の音楽も外に向けて発信していく気構えが求められているのかもしれません。


桜 ~北に舞ふ花びら~/美悍とも

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