京都の地下鉄を利用すると海外からの観光客が本当に増えたなぁと実感します。
モノや資金だけではなく人の移動も本格化し、以外のいろいろな意味でグローバル化が進んでいるようです。
昨年、僕は経済や文化のグローバル化を鮮明に感じる経験をしました。
それは、自分が昨年春に発表したオリジナル桜曲「桜~北に舞ふ花びら~」に関することです。
震災復興イベント「えーるフロムポン橋」で披露するために音源を作りネット配信販売サービスにも登録しました。海外にも配信可能ということだったので少しだけ海外を意識した工夫もしました。
イベントが終わった後、ほとんど宣伝しなかったこともあって国内での売り上げは友人が買ってくれた分だけでしたよ、残念ながらW。
「さて、どのように聴いてもらっていこうか、桜の季節が終わったら配信売り上げは厳しいだろう」と思っていましたが、5月に配信販売状況を知らせるレポートが来て読んでみるとなんとアメリカとそして中近東のアゼルバイジャンで販売されたデータが(@_@。
以降、毎月、海外での売り上げが計上されるようになったのです。
ダウンロード売り上げは前述のアゼルバイジャンとアメリカから始まり、イギリス、ドイツ、デンマーク、ロシア、カナダなどで計上。定額聴き放題サービスの分まで数えると、アフリカ・南極大陸をのぞく五大陸のいろいろな国や地域で聴いてもらえました。
発表から1年がたち勢いは弱まり、定額サービスの視聴を除けば、5月の有料ダウンロード数は0本。今後の海外へ向けたアクションが課題かと思われますが、それにしても日本語で歌った桜曲が自分が行ったことのない国々でコツコツと売れつづけたのは驚きでした。
現地の日本人も買ってくれたことでしょうが、売れ方からみると日本に関心がある現地の人たちがダウンロードしてくれたのかなとも推察しました。
そして、日本語の歌でも海外を射程にプロモーションできる時代になったのだと改めて感じました。もしも、オリジナル曲を持っている人で、海外配信を試していない人は一度試して反応をみるのもよいかもしれませんね。
次回はこの経験から考えたこと、オリジナル桜曲で試した海外を意識したちょっとした工夫について触れてみますね(^-^)