こんにちは、美悍ともです。僕とボカロ曲シリーズの第5回。
ボカロ曲を聴くようになって、初音ミクの3Dホログラムコンサートが開催されていることを知りました。僕はその時アニメ「マクロスプラス」のシャロンを想起しました。
「マクロスプラス」は「超時空要塞マクロス」シリーズの一つで、シャロンは人工知能がつくりだすバーチャルな歌姫です。ホログラムで投影され銀河系最高の人気を誇ります。ただし、自我に目覚め暴走してマクロスシティーを支配し、無人機を操って主人公達と対決するのです。
動画で初音ミクのコンサートを視聴した時に、ミクの会話に無機物的なものを感じながらもホログラムのミクに熱狂する聴衆を見るに及んで、マクロスプラスが予想した近未来のエンターテインメントを目の当たりにする思いでした。初音ミクは老いることなく、永遠に可憐さを保ち、声域や歌う速度も人間を越えることができます。
しかもファンへの背信?も、例えば恋愛禁止条例を陰で破るようなことも、ありません。
2014年夏、僕は大阪のグランフロントで、初音ミク3Dホログラムコンサートに足を運びました。
ボーカロイド達が半ば生きているかのようにステージで活躍していました。
3D技術の進歩に舌を巻きました。以前動画で見たものよりも会話がこなれていたように思います。
面白かったです。特に好きなボカロ曲を歌うボーカロイドに感動を覚えました。
これはバーチャルなシンガーのライブという一ジャンルを切り開いていると実感しました。
ライブで熱狂する人がいるのも当然に思いました。今後一層、バーチャル歌姫のライブは進化していくでしょう。大きな位置を占めてくる日がくるかもしれません。
機会があれば、また、僕もボーカロイドのコンサートに足を運びたいです。
そして、初音ミクコンサートを体験して、僕が普段見るライブ、特に日本橋の地下アイドルライブの良さも改めて思いました。
当日の会場の雰囲気に応じて、当意即妙にMCや歌唱を繰り広げる演者達の面白さを。
感極まって、涙さえ浮かべる人間模様を。
マクロスプラスでは、圧倒的な性能を誇る無人戦闘機ゴーストX-9を主人公が乗る有人可変戦闘機YF-19が破りました。近未来の人間の歌い手はさていかに。