仙石線全線復旧に斎太郎節を思う | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
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今日5月30日に東日本大震災で寸断されていた仙石線が全線復旧しました。
この鉄道路線は仙台市と県内第2の都市石巻市を結ぶ宮城県の動脈で、全線の復旧が待たれていました。
僕も子供のころよく利用しました。漁業で知られた塩釜より東は海の景色がよく見えるため、電車に乗るたびにわくわくしたことを思い出します。今日の報道を感慨深く思いました。

そこで脳裏に浮かんだ曲がありました。
それがは斎太郎節(さいたらぶし)。「大漁うたいこみ」という名称でも呼ばれています。
宮城県の松島湾沿岸部に伝わる民謡で、櫓漕ぎ歌や大漁の祝い唄として歌い継がれてきました。
大正から昭和にかけて全国的に知られるようになったそうですが、子供のころにはよく耳にしましたし、小学校でも習った記憶があります。
歌詞は下の通りです。

松島のサーヨー 瑞巌寺(ずいがんじ)ほどの
(ハ コリャコリャ)
寺もないトエー
あれはエーエ エトソーリャ
大漁だエー

前は海サーヨー 後ろは山で
(ハ コリャコリャ)
小松原トエー
あれはエーエ エトソーリャ
大漁だエー

石巻サーヨー 其の名も高い
(ハ コリャコリャ)
日和山トエー
あれはエーエ エトソーリャ
大漁だエー


松島、瑞巌寺、日和山など、地名や名所はいずれも仙石線沿線に位置します。
また、民謡は古めかしいと言って侮ることはできません。
民謡は歌い継がれる力があるからこそ各地に伝わってきたのです。
時に新しいエンターテインメントの源泉にもなりえます。

例えば、YOSAKOI。高知県のよさこい節が踊りを主体としたよさこい祭りにつながり、
それが北海道のソーラン節と融合し、YOSAKOIソーラン祭りとなり成功しました。さらに2000年代に民謡をアレンジしたりご当地ソングをアレンジした曲で踊る、YOSAKOIイベントとして各地に広まっていったのです。たまに野外イベントでYOSAKOIの踊りを見かけたりしますが、民謡が現在のダンスと融合し、新しい表現として定着したように思われます。
斎太郎節も再び新しいエンターテインメントの源泉の一つになるときが来るかもしれません。

あなたの好きな民謡や思い出深い民謡はなんでしょうか?
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