4回目の皮膚剥離 | 91歳認知症母の介護日記

91歳認知症母の介護日記

91歳の認知症の母と2016年8月より同居しております。年々できることが少なくなり、話が通じなくなり、毎日イライラしたり怒ったり。介護のストレスや悩みを吐き出します。

 今日は、デイサービスの日。だけど起きない。7時過ぎから起こすけど、母は、口を開けたまま寝息を立てて熟睡している。

 「おはよう。朝だよー。ご飯できたよー。」

と、耳元で言っても、目も開けない。肩のあたりをトントンしてもびくともしない。

あ〜ぁ、今日はダメかなぁ。と思い、30分おきに声をかけるが起きる気配がない。

お迎えは9時。8時15分になったので、もう間に合わないと思い、デイサービスに電話した。

「おはようございます。○○の娘です。母が起きないので、起きたら電話して連れて行こうと思いますがいいですか?」「お待ちしてます。」とのお返事だったので、私は、朝食を食べ、洗濯を始めた。9時頃、洗面所にいたら、人感センサーのチャイムが鳴ったので、やっと起きたと思い、母の部屋に向かって歩き出したら、「ド〜ン!」と音がした。慌てて母の部屋に行くと、ベッドの下に落ちて横向きに寝ていた。

「大丈夫?どこか打った?」と聞くと、

「頭」と答えた。「どこか痛い?」と聞くが、

「大丈夫」と言う。

それよりトイレに行きたいと言うので、慌ててトイレに連れて行った。良かった。どこも怪我してないみたいだ。そのまま、洗面所でうがいと洗顔をして、入れ歯を入れてから朝ごはん。朝ごはんは、しっかり食べた。大丈夫そうだ。

「さ〜着替えてデイサービスに行くよ〜」

と、パジャマを脱がせたら、ババシャツの右手のひじのあたりに血が付いてる。

えっ?何?と思い、ババシャツの袖をめくると、ひじのあたりの皮膚がまた1.5センチくらい剥離していた。たぶん、ベッドから落ちた時、ひじをついたんだと思う。

あら〜、やっと前のところが良くなったと思ったら、また違うところをやっちゃったよ。

ぬるま湯を100均の調味料入れに入れてパットを下に敷いて傷口を洗う。母が、「痛〜〜〜い」と叫ぶが無視。縮こまった皮膚を元の位置にのばして戻し、ゲンタシンを塗ってガーゼで押さえて、防水テープを貼って完了。もう慣れたもんだ。

着替えさせて、デイサービスの連絡帳に、ベッドから落ちて、右手の皮膚を剥離してるので、入浴の時に、なるたけぬらさないようにお願いします。と書いた。

それからデイサービスに、今から送りますので、よろしくお願いしますと電話して送って行った。

あ〜、やれやれ。よくベッドから落ちるばあさんだ。皮膚剥離も4回目。またか〜!って感じ。

とりあえず、大きな怪我もなく無事にデイサービスに行ってくれて良かった。


これから夕方までは、私の時間だ。

犬井ヒロシのように叫びたい。

「自由だ〜〜〜〜〜!」と。