以前から乗っていたレッツ4が1000キロ毎のオイル交換時にはオイルが半分以下まで減ってしまう状況になり引退を余儀なくされましたシクシク(ノД`)・゜・。
しかーし、天は我を見放しません!
いつもの更にいつものクルマ屋さんで下取りに入って来た車両を頂くことに成功!
ご婦人が農作業に行く為に使用していた車両です。
走行はメーター1回転らしいですがカーボン噛みと畦を走るので泥掃除が大変でした。
外装バラスだけで蜘蛛は出るわ、泥土ガサガサ落ちてリフト土まみれになるわ
整備より掃除が大変でした(笑)
ガタガタのFフォークを外します。
ネットではサークリップを外してインナーだけ外せる動画を見つけたので前回購入した工具でチャレンジしますが老眼なのでサークリップが見えず、見えても穴が見つけられません!
さすがに1時間もやっってたらイヤになったのでステムごと引っこ抜きます(笑)
結局バラシても難易度が高く老眼には難しい作業でした。
ハズキルーペ買わなきゃ(笑)
この車両は田んぼの畦道ばかり走っていたので土埃がFフォークに付いてそれがヤスリとなってしまいスライダーの白いプラ部を摩耗させてしまいフォークを揺するとガタ大になってしまう症状でした。
ダメもとでグリスを詰め直して組み込みしましたが同じなので前の車両からステムごと交換します。
勿論バラシて清掃グリスてんこ盛りで組み付けしました。
ドライブギアも前回DIO編でも使ったノンスリ対応ギアオイルに交換します。
ホンダ車以外のメーカーがドレンボルトが2か所あるので交換も簡単ですが、ドレンパッキンは毎回交換ですよ~
こうして無事作業も終わり無事に快適なレッツ4パレット生活をスタートしたのも束の間、いきなりエンジンがお亡くなりになってしまいました!
この車両、45km位で息つきが出ていました。エンジン回していない車両では良くある話なのでカーボン落としも兼ねてやっていこうと思いつつ、いつものクルマ屋さんからベルハンマー7がチョイ余ったので、と言われ見ると程よい量だったので入れて見るとジャスト量となり、実際に走らせてみるとその45kmの症状もウソのように軽く回るようになり 「サスガ話題のベルハンマーは良く効くわ~ 後が怖いけど凄いわ~」 と改めてベルハンマーのスゴサを体験できたのも束の間、いきなりその日はやってきました。
出先で急にオイルの焼ける臭いが! ふかして見るとマフラーから白煙が出たのでアリャ~と思ったんですが、どうする事も出来ず目的地で置いてこの日は違う車で帰宅。次に行ってセルを回すと嫌な引っかき音が!ピストンリングかな?
この時点でディップゲージにオイルのひとかけらも付きません!
しか~し、ダメもとでキックしてみるとファーストアイドルは最初怪しかったモノの何とかエンジン始動状態になり異音も消えました。と言う事はオイルは少し残っているみたいですね。
さてココで問題です、あなたならどうしますか?
先方は丁度今日は休みなのでトラックに積んで家まで送ってあげると言ってくれていますが、私の答えは違います。
エンジン止まったらサルベージに来てくださいと言って乗って帰ります(笑)
いや、普通の人は絶対マネしないでください。大事故につながる可能性大ですから!
結果、無事帰って来ました!距離は25K程です。
流石に全開ではありませんが40kを目途に淡々と走り、更にGO&STOPの多い道路を避け更に距離は伸びますが混まない道を走り無事に帰りつくことが出来ました!
帰ってから取引先に電話して報告したのは言うまでもありませんが先方もビックリしてました(笑)
無事に帰って来た事もあり、時間に余裕が出来た時にエンジン分解して内部確認してみようか思案中ですが、メンドクサイからそのまま処分する確率大ですね(笑)
只、オイルは果たして残っているかは確認したいトコロです。スッカラカンなら境界潤滑で動いていた可能性もあるのか無いのか?
今回も長々と駄文にお付き合い下さりありがとうございました。