筆者どもの業務というのは、健康保険を使ったマッサージ鍼灸を医師の同意(施術の処方箋)で行います。
1〜3割がご本人負担で、残りを保険者=お役所にレセプトと呼ばれる書類を提出しております。
その御由緒から、役人の神様にして足腰守。保険で役人と折衝する足腰療養を生業にする我々。
つまり!保険を使った鍼灸マッサージの守護神! と、勝手に解釈して京都に来る度ご挨拶している次第です。
今回。
陰に陽に保険施術で小さなトラブルが喉に引っかかった小骨がずっと続くような。
前回
瓦葺事業にて名前出したこともあり、餅は餅屋。
保険施術のトラブル除けの御祈祷受けましょうか。と、なりました。
時間が夕方4時近いけど大丈夫かしらん…。
前回いなかった手水の猪が帰ってきました。
社務所で御祈祷の時間を尋ねると4時半までは大丈夫。よかったー。
さて、どんな御祈祷ですか?
実は…。
話してみると、よっぽど珍しいorややこしかったのか、男性の上の方の方にチェンジ(この方がまた割と猪系だと思ってしまったベースは稲荷組)。
一通り話を聞いてくださった後、『職難除け』という事でどうでしょうか。と、ご提案下さり、それでお願いします。
いつもの休憩処でお茶とお菓子をいただきました。
やはり猪…と、思ってしまった神職さんに案内され、御祈祷開始。
足腰守ですので、基本足腰に難ある方が来る神社さん。座り込んでしまう事は神様に失礼ではないというスタンスで、ご起立願う場面でも辛かったら座っていいですよ。との事。
…
…
…
御祈祷自体は慣れていますが、稲荷神社さんの御祈祷と勝手が違う。
圧が違う。長年役人の神様として京都御所の側で守られてきたお力半端ない。正直に抱いた感想が、狐の周りを猪に囲まれてしまったような。最早、猪というよりはオークさんじゃないかこれ…。でした。
あまりの圧に、月のリズムで少し調子良くなかったとはいえ、院長がよろめいてそのまま椅子に座り込んでしまったくらいでした。
0感の自分達でもすごい圧を感じた護王神社さん。
そして、よく神仏は自分の懐に入ると塩になると言われます。
護王神社さんのおみくじ、大吉出なくなりました。
宿に戻ります。