19才の女性に余命10年⁉️ | 統合失調症mikanの「差別される側の論理」

統合失調症mikanの「差別される側の論理」

mikan個人のブログにしましたが、精神障害の話が中々書けなくてすみません。どうしても政治のほうが興味があり、ついつい政治的な話題になってしまいます。FBFには、「障害者が政治を語る」ところが、私のブログの売りだと言われました。

ろう児である井手安優香ちゃんの損害賠償については、以前も書いた通り、成人女性の40%と保険会社が主張し、それが世論で批判されると、保険会社側は「聴覚障害者の平均賃金で決めるべき」と主張を変えましたが、それでも健常者の60%にしか、なりませんでした。

これは、安優香ちゃんがろう児であることから、逸失利益を減額された例です。

しかし、別の例では被害者に何の過失もなく、また健常者の女性だったにも関わらず、保険会社により逸失利益を低く設定された、事故もありました。

近畿大学工学部1年生だった、神谷ちさとさんのケースです。車の後部座席に同乗中、事故の原因となった男性は、スピード150キロで走行し、カーフで100キロに減速しましたが、曲がりきれず転覆。それに巻き込まれるように事故にあいました。

病院に運ばれ医師から「命が助かっても、四肢に麻痺が残る事は避けられない」と言われました。

その後、保険会社から「娘さんは全身麻痺で寝たきりとなるので、(介護料などは)余命10年で計算してください」と言われたそうです。

ちさとさんは、当時19才。女性の平均寿命まで70年もあるのに、まるで「10年で死ぬ」と言われたも同然とご家族は言います。

この事故は氷山の一角で、保険会社が逸失利益を不当に安く見積もった事故は少なくありません。

事故にあわない事が1番ですが、相手側の原因で事故にあう事は誰にでもあり得る事で、注意して避けられる事ではありません。

このような保険会社の対応を許す事はできません。それを変えていくために、世論が必要です。交通事故は多く起きており、いつ自分が被害者になるか、分かりません。皆さんの声で保険会社の対応を変えましょう。