肥田医師が語る、内部被曝の恐ろしさ | 食と健康を考える

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放射線が生物の体に
どんなことをしでかすのか・・・

実ははっきりしたことは
まだ誰にもわかっていないのです。

ただ、日本はヒロシマ、ナガサキに
原子力爆弾を落とされたという
経験があります。

肥田舜太郎医師は
広島で軍医として働いておられました。

そしてみずからも被曝し、
90歳半ばになる今日まで
内部被曝をした人たちと
向き合い続けてこられました。

ヒロシマ、ナガサキを
苦しめてきた放射線も、

今現在、フクシマ(いや、日本中か)
を苦しめている放射線も、

まったく同じものです。

肥田医師が語っておられることと
同様なことが、
これから起こりうると推測するのは
当然のことでしょう。

肥田舜太郎医師の講演より
またまた一部書き起こします。

去年の4月21日広島でのものです。
(ユーチューブの動画でみられます)

(原爆を落とされた)後から
おやじを探しに街に入った、

(原爆を落とされた)4日後に
妹や弟の様子を見に行った、

自分は爆発とは何の関係もない人が、

後から街に入ったために、

ヒロシマでも、ナガサキでも、

今の医学では診断の出来ない
不思議な病気によって
たいへん苦しみました。

で、大部分の被爆者は
ちょうど今から10年くらい前から、

今もそうですが、

がんや白血病という悪性の病気で
今もどんどん死んでいます。

つまり戦争のおわりに被曝した人が
60年も生きて、

その生きてる間も
健康ですごせたのではなくて

しょっちゅうお医者さんに行ったり
入退院をくりかえす。

だけども病気の本体はよくわからない。

そのことで苦しんだ人が
最後はがんや白血病で命をとられる。

放射線はそういう性質をもっているんです。

       (書き起こし以上)

肥田医師のお話には
耳を傾けるべきことが沢山あるので、
これから折に触れて
お伝えしていきたいと思います。