塩分とは、ナトリウムというミネラルのことです。
ナトリウムは食塩(塩化ナトリウム)として
食べることが多いので、
長く「食塩相当量」として表示されてきました。
たとえば
「梅干1個には約2gの塩分が含まれています」
とか
「健康のため塩分は1日10g以下にしましょう」
とか
「塩分制限が1日7g」
というときの塩分とは
食塩相当量のことです。
食塩というのは
塩素とナトリウムが1個ずつくっついたものですが、
動脈硬化や高血圧に関係しているとされているのは
ナトリウムです。
というわけで、最近は
ナトリウムの量で表示されるのが
普通になりました。
ただ、ナトリウム○○mgと書いてあっても
ピンと来ない方、いるかもしれません。
そのような方は、まず
1g=1000mg
であることをおぼえてください。
そして、
ナトリウム量の約2.5倍が食塩相当量だと
おぼえておいてください。
たとえば、
ナトリウム量400mgと表示されていたとします。
400×2.5=1000
つまり、食塩相当量は
1000mg=1g
ということですね