ピーマン。 |  Souls.

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   ほほい!

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当時、私は専業主婦で、まだ小さい長女のために

たくさんの料理本を買ったり、TVの料理番組をよく見ていました。


そんな中で、出会った小林カツ代さん。

彼女の料理で、いちばん心に残ってるのがこの料理。


ピーマンの塩昆布炒め。


誰もが1度は作った事があるだろう、ポピュラーな簡単おかずです。

でも、私が忘れられないのはその作り方。

TV番組だったのですが、今でもあの時のカツ代さんの姿を鮮明に覚えています。


「ピーマンはね、子供って嫌いでしょ?

苦いって食べないでしょ?

でも、こうするとうちの子も食べれるようになったのよ!」


うちの長女も、まだ幼くてピーマンは大の苦手。


「ピーマンって斜めに細く切ると繊維が切れて食べやすいの。」

「フライパンに入れたら、小さめの火でゆっくりゆっくり炒めるの。

『甘ーくなあれ、甘ーくなあれ』って心を込めてゆっくりゆっくり炒めるのよ」


その時のカツ代さんの優しいお母さんの顔が今でもずっと脳裏に焼きついています。


あとは塩昆布と絡めるだけですが、これで長女はピーマンが食べれるようになりました。



あれからもう10年以上経ってますが、わが家のピーマンはいつも斜め切り。

そして、ゆっくりゆっくり炒めます。

本当に苦味が抜けて甘くなるんですよ~♪


彼女から教えてもらったのは


【料理とは心を込めて作るもの】


ということ。

大事な事を教わりました。


カツ代さん、ありがとうございました。

安らかに。


そして、ケンタロウさんの1日も早い回復を願いっています。