『ルビーフラクショナルレーザー』２回の治療経過のご紹介

５月に当院に新しくやってきた『ルビーレーザー』。

『フラクショナル照射機能』搭載の

Qスイッチルビーレーザー『Q-PLUS R（QプラスR）』です。

今回新たに導入したルビーレーザー『ＱプラスＲ』では、通常の「スポット照射」だけでなく、『フラクショナル』照射が可能です。

５月の導入時のブログ記事（⇒こちらです）の繰り返しになりますが、「フラクショナル」とは、レーザーなどの治療エネルギーを「点状」「ドット状」に照射する治療一般のことを指します。水玉模様を思い浮かべていただくと分かりやすいと思いますが、「点状」に照射すると、点と点の隙間に照射されていない部分が生じます。隙間ができると効果が下がるのではないかと疑問に思われるかもしれませんが、実は、点と点の隙間に照射されていない部分を残すことで、組織がダメージから早く回復することが可能になるのです。

ルビーフラクショナルでは、ルビーレーザーが点状に照射されることになります。

すると、どういったメリットあるのかと言うと、

（１）「スポット照射」だと必ずできる『目立つかさぶた』ができない（代わりに点状の細かいかさぶたが出来る）。ガーゼが不要。

（２）「スポット照射」と比較して色素沈着が出にくい。

（３）面状に広く照射するので均一に照射ができる。

逆にデメリットとしては、１回で全ての面積に照射されるわけではないので、数回の照射が必要となることです。といっても、設定次第では２～３回の照射でかなりのシミが取れるようです。

その『ルビーフラクショナルレーザー』、

今回ご紹介するのは、当院スタッフをモニターにした治療経過です。

画像をご覧ください。一見するとシミなんて全くないように見えますが、VISIA撮影でシミを強調する茶色の画像で見てみると、薄いシミがパラパラとあることが分かります。そこで、１か月の間隔でルビーフラクショナルレーザーの照射を２回行いました。

細かい薄いシミがさらに目立たなくなっていることがお分かりいただけると思います。

今回のモニター施術では、看護師施術による照射を2回行いましたが、『ルビーフラクショナルレーザー』は医師施術と看護師施術の２パターンをご用意しています。医師施術の方がハイパワーで照射しますので、効果は大きい半面、痛みやダウンタイムは大きくなります。看護師施術の場合は、医師施術よりはダウンタイムが軽く、気軽に受けられるというメリットがあると思います。医師施術ほどのハイパワーではないと言っても、今回ご覧頂いたように効果も十分期待できますので、予算を抑えながら、薄いシミやそばかすタイプの細かいシミを改善したい方には、とてもお勧めの方法だと思います。ぜひお試しいただきたいと思っています。

【ルビーフラクショナルレーザー】（施術料金）

看護師施術　33,000円/1回

医師施術　　55,000円/1回

※麻酔代込、エレクトロポレーション付き

※上記は治療開始時の特別料金です。2024年9月に料金変更予定です。

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