先日、京都に住む私のいとこ夫妻の工房にお邪魔しました。
いとこは夫婦で『蘇嶐窯(そりゅうがま)』という窯元を継いでいて、伝統的な手法に現代的な感性を融合させた素晴らしい作品を次々に生み出しています。
『蘇嶐窯』のホームページ⇒こちらです
実は、私の母の実家は福岡県の小石原焼のマルダイ窯という窯元でして、今回お邪魔した京都のいとこ(私の母方のいとこ)も、生まれたときから窯元という環境で育ちました。そして今では、とても穏やかで優しい旦那様とまさに二人三脚で、『蘇嶐窯』から全世界に向けて、伝統的な器の素晴らしさと未来を感じさせる独特な世界観を発信しています(というふうに私には感じます)。
さて、今回『蘇嶐窯』にお邪魔したのは、クラフト大好きな我が家の6歳児(つい先日6歳になりました)が、どうしてもやりたいと言って聞かない陶芸体験がメインの目的でした(連休の忙しい時間帯にもかかわらず、とても丁寧にじっくりと付き合ってくれたいとこ夫婦には心から感謝です)。
私自身は、子供の頃に母と一緒に小石原に帰省した際、何度も陶芸体験をさせてもらっていましたので、今回は撮影係ということで、息子と夫が陶芸体験に挑戦しました。
クラフトが大好きすぎる我が家の6歳児は、この日をそれはもう心待ちにしており、指折り数えて待っていました。工房に入ったときからもう大興奮で、これは何?あれは何?と工房内の珍しい道具の数々を片っ端から質問攻めにしていました。
今回はいとこ夫婦に手取り足取り指導してもらい、成形作業までを行いました。
贅沢にも匠が二人がかりで指導してくれたのですから、出来栄えも素晴らしいです。
この後、乾燥させて窯で1回焼いた後、希望した色での色付け作業を行ってくれます。
更にもう1度窯で焼いた後、完成品を自宅に送ってもらえることになります。
陶芸体験で6歳児は「ティーポット」を作りたかったらしいのですが、師匠に「それはまだ早い!あと10回通ったら挑戦してよい。」というお言葉を頂戴し、すっかりあと10回通う気になっています。一宮に帰ってくるなり、100円ショップに連れていかされ、素焼き風粘土を購入。さっそくその日の夜から師匠の教えを復習をしていました。
今回お世話になったいとこは、福岡県小石原焼の「マルダイ窯」の四姉妹の三女として生まれ、京都の「蘇嶐窯」に嫁ぎました。窯元の娘として育ったいとこたちは全員クラフトマン精神のようなものが旺盛です。特に彼女はその傾向が強く、工房には彼女の考案した素晴らしい作品が沢山あるのですが、中でも特に私が気に入ったのが、彼女が考え出したペンダントです。
「飛鉋(とびかんな)」というお皿に模様をつける技法があるのですが、その際に出た破片を集めて色付けをし、一部には特殊技術で金箔で色をつけ、ガラスの中に入れてペンダントやピアスなどのアクセサリーにしてあります。前回、母と一緒に工房を訪れた際に、母がプレゼントしてくれました。
普段、アクセサリーには関心の薄い私ですが、これはとても気に入ってよくつけています。写真はゴールドですが、色違いや他のデザインもあります。オンラインショップでも購入できるようです(⇒こちら)。
アクセサリーの他にも、普段使いにしたい素敵な食器もたくさんあり、このシリーズで揃えたい!と思った器をいくつか購入しました。母のおかげで我が家には小石原焼の食器が溢れているのですが、そこに新たに『蘇嶐窯』の器が加わり、食器棚を眺めるのが嬉しい毎日です。
我が家に新たに加わった器。
この器の模様が「とびかんな」です。
この模様をつけるときに出た破片が、上のアクセサリーになっています。
その発想、まさに唸りたくなるセンスです。
きゅうりと長いもと梅干に黒ごまをふりかけただけなのに、
なんと食材の色が映えることでしょうか。
本当に美しい器です。
しばし食べずに眺めていました。
皆様も、京都にお立ち寄りの際はぜひ『蘇嶐窯』にお立ち寄りください。工房にはギャラリーも併設されていますので、素敵なアクセサリーや器をぜひ実際に手に取ってみていただきたいと思います。清水寺のすぐ近くです。
『蘇嶐窯』のホームページ⇒こちらです
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