ピコシュア『フルコース』を受けて頂いた患者様の経過写真をご紹介します。
下の写真は、治療前と照射半年後の比較です。
ピコシュア『フルコース』を施術した後には、当院で『レベル2』と呼んでいるアフターケアセットをご使用いただきました。ゼオスキンのバランサートナー、ミラミン、デイリーPDの3点セットです。
注目していただきたいのは、ここからです。
ピコシュア『フルコース』でかさぶたが取れた直後よりも、アフターケアを半年行った半年後の方が、よりお肌が綺麗なのです。
シミがさらに改善されているだけでなく、毛穴が驚くほど目立たなくなり、ツヤも出ています。スキンケアがいかに重要かが分かる経過写真です。
この患者様にも使用して頂きましたが、アフターケアで使用する「ハイドロキノン」は、レーザー後の色素沈着を予防・治療する重要な役割を担う化粧品です。みかこクリニックでは、レーザー照射の日に、全ての患者様にハイドロキノンのパッチテストをお渡ししています。ハイドロキノンで深刻なアレルギーを起こす方が数パーセントいらっしゃるという報告がありますので、アレルギーの方を見つけるのがその目的です。ハイドロキノンアレルギーの方には、先日ご紹介した美白剤『シスペラ』をご案内しています。
また、アフターケアに用いる「ハイドロキノン」としては、ゼオスキンの『ミラミン』(ハイドロキノンの商品名)を使用になられる方が多いため、現在は全ての患者様に『ミラミン』でのパッチテストを行って頂いています。アレルギーではないものの、この『ミラミン』で赤くなる日本人の割合は3割ほどになるそうです。このことは、日本人向けのレチノール・ハイドロキノン製剤のブランド『ガウディスキン』を作られた、神戸市のみずぐち形成外科クリニックで院長をされている水口敬先生のお話で知りました。私の感覚では、ミラミンで赤くなられる患者様の割合は1~2割程度だと思っていましたが、長くゼオスキンを取り扱っていらっしゃった水口先生によると3割にも及ぶそうです。みかこクリニックに通院してくださっている患者様からのご要望も多いため、日本人向けに水口先生が開発された『ガウディスキン』の取り扱いを開始しました。『ミラミン』で赤くなる方には、この『ガウディスキン』のハイドロキノンをご案内したいと考えています。
『ガウディスキン』については、次回に詳しくご紹介したいと思います。
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