アラガンのヒアルロン酸注入セミナー(と母の骨折の話) | Life can be beautiful. (みかこクリニック院長 高木美香子のブログ)

Life can be beautiful. (みかこクリニック院長 高木美香子のブログ)

愛知県一宮市の美容クリニック(形成外科/美容外科/美容皮膚科)
一宮駅東口から徒歩1分(一宮駅東口ビル5階)
名古屋駅・岐阜駅からも快速で約10分です
形成外科専門医の院長が、女医ならではの美容医療をお届けします
ホームページは t-mikako.com

 

美容系のセミナーは日曜日に開催されることが多いので、可能な限り参加するようにしていますが、私の勤務する「総合病院」という性質上、セミナーで学んだ全ての美容治療を取り入れられる訳ではありません。ですが、「形成外科」と並んで「美容診療」の看板をあげているからには、他のクリニックで行われている治療についても詳しく知っておく必要があると思い、常に最新の情報をキャッチするべくアンテナを張っています。そして、ご縁あって私のところに来て下さった患者さんには、納得して施術を受けて頂くために、この病院でできる治療だけでなく、この病院ではできないけれど他のクリニックでは可能な治療についても、可能な限りお話するようにしています。

 

そして昨日も、セミナーに2つ参加する予定にしていました。

ところが、そろそろ出発しようとしていたまさにその時、実家の母からSOSの電話が入りました。年末の片付けをしていたら、滑って転び全身を強く打ち付け、油汗が出ているとのこと。救急車を呼ぶ程では無いと判断し、車で20分ほどの距離を急いで駆けつけてみると、手首が腫れています。私も妊娠する少し前までは病院の外科当直をしていましたので、当直事情はよく分かっています。、日曜日などの時間外に救急外来を受診し、レントゲン撮影で例え骨折が判明したとしても、あり得ない方向などに折れていない限り、整形外科医を呼ぶことはありません。当直の医師が簡単な添え木で固定し、痛み止めと湿布の処方をして、翌日に整形外科を受診して頂くのです。

 

そこで、薬局で買った湿布を貼り、ちょうどいい形状だったエアコンのリモコンを添え木にして包帯を巻き、ホームセンターで買った三角布を着ける応急処置をしました。しっかり固定した後は、痛みもそこまで無い様子でした。添え木になりそうな物を色々試しましたが、リモコンが最適でした。長めのリモコンを選んでガーゼで巻いて手首に当て、リモコンと手首との隙間にもガーゼを当てて固定性と密着性を高めてから包帯を巻きます。怪我の後は腫れるので、指輪も外し、包帯は強く巻き過ぎないことが大切です。

 

父の昼食の準備と夕食の買い出しなどが必要になったので、泣く泣く一つ目のセミナーは断念し、夕方から名古屋の昭和区のクリニックで行われたセミナーに向かいました。

 

そのセミナーは、アラガン社主催のTotal Facial Treatment Seminar 2018 というセミナーで、講師の先生は、グローバルビューティークリニックの佐藤ももこ先生ラ・ミラベールクリニックの新井根洋先生でした。

 

佐藤ももこ先生は、いつもとても分かりやすくて勉強になるブログを書かれていて、私も1年ぐらい前からずっと先生のブログを読ませて頂いています。その影響ですっかりももこ先生ファンになっていたので、実際にお会いできるのをワクワクして待っていました。この日のセミナーで実物のももこ先生にお会いできて感無量。セミナーの内容もいつものブログに増してとても分かりやすく非常に勉強になりました。

 

新井先生と、新井先生のヒアルロン酸注入に関しても書きたいことが山ほどありますが、とっても長くなりますので、また別の機会にしようと思います。

 

取り留めのない記事になりましたが、年末は何かと気が焦り、怪我も多くなる時期です。皆さま、どうぞ慎重にゆったりとした気持ちでお過ごしください。私も怪我をしないように、年末の大掃除は例年通りほどほどにしようと思います。