先々週の話になりますが、名古屋駅近くの美容クリニックで、
アラガン社主催のヒアルロン酸注入のセミナーが開催され、参加してきました。
講師の先生は、福岡の薬院にある浄水皮ふ科クリニック副院長の井上詠子先生でした。
講師の井上詠子先生(以下、詠子先生)は、私の友人の西田美穂先生(以下、美穂ちゃん)の仲良しの先生です。そのご縁で、昨年福岡で開催された形成外科学会総会に併せて開催された美容外科医の懇親会の2次会でお会いし、3次会では美穂ちゃんと詠子先生との3人で楽しい時間を過ごさせて頂きました。
目がくぎ付けになってしまうほどの美しい詠子先生ですが、美しいだけでなく、超優秀な先生でもあります。頭もキレて、まさに「ザ・クールビューティー」といった感じの詠子先生なのですが、実際にお話ししてみると、お茶目なところもあったりして、何とも親しみを感じてしまう先生でもありました。
さて、今回の詠子先生のセミナーは、今年8月に発売されたアラガン社の新しいヒアルロン酸製材、 ジュビダームビスタ VOLIFT XC 『ボリフト』の良さについてのお話でした。
ジュビダームビスタ VOLIFT XC 『ボリフト』
この『ボリフト』については、8月の発売以降、いろいろな先生がブログにも書いておられ、その良さについては知っていましたが、お値段がこれまで当院で採用しているものより高めであることや他の在庫が残っていることなどから、当院での採用には躊躇していました。
しかし、今回の詠子先生のセミナーで、改めてその良さを目の当たりにしてしまったことから、当院でも使用を開始することに決めました。
この『ボリフト』ですが、当院でも採用している『ボリューマ』と同じVYCROSSシリーズの新製品です。VYCROSSという技術により、高分子のヒアルロン酸と低分子のヒアルロン酸が効率よく混合して架橋されています。この技術により、網目構造がより密になり、酵素分解されにくく、効果の持続期間が長くなるのです。
既に当院でも人気の『ボリューマ』はこのVYCROSS技術で効果が2年持続します。『ボリフト』は効果の持続期間が12~18か月となります。ボリューマとの違いですが、ボリューマよりボリフトの方がヒアルロン酸濃度が低いため、より滑らかなので、浅いシワへの注入に適しています。当院で浅いシワの注入に用いていた、ジュビダームウルトラ、レスチレンなどは効果が6~12か月でしたが、ボリフトでは滑らかさはそれら以上でいて、持続期間は長いというのが大きな魅力です。
VYCROSS技術のもう一つのメリットは、注入後に膨張しにくい「低吸水性」が実現されていることです。注入後に水分を吸収して膨らむことが少ないので、注入して数日したら膨らんでしまった、なんていうことがなくなります。つまり、病院での注入直後の状態が、そのまま仕上がりの状態になるということです。
セミナーでは、詠子先生がモニター患者さんに丁寧に注入を実践してくださり、とても勉強になりました。ボリフトに関すること以外の質問にも気さくに答えて頂き、とても有意義な会でした。
今度は美穂ちゃんの開業祝いで福岡で飲むことをお約束してお別れしました。
福岡でまたお会いできるのが今からとても楽しみです!
ところで、今日はなんと、美穂ちゃんのクリニックの開院日なのです!
Beauty Tuning Clinic のホームページは ⇒ コチラ
お近くの方はぜひチェックしてみてくださいね。