歴ーっしゅ！
写真は、松村さんの新刊発売記念イベントにて。
２５日は、ＴＢＳラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」「美甘子の歴史ＤＥええじゃないか！」で、「龍馬暗殺」をテーマにお話しました。暗殺犯をいろいろ紹介してたら、時間いっぱいになっちゃって、私はこう思うってまとめられなかったんだけれど、いよいよ明日で龍馬伝が最終回。
ＴＢＳラジオ終りで、悠里さんと陣内さんと！！お二人とも優しくて、まだまだ未熟の私は毎週精一杯頑張ろうと思っております！！
さて、「龍馬暗殺」龍馬伝では京都見廻組が実行犯として描かれるみたいですが、龍馬さんが死ぬなんて！！！悲しすぎます。
最終回は、わたくし美甘子も出演しているのですが、２０時から始まってオープニングタイトルに行く寸前です。
本当に一瞬。実は、先日完パケをいただき、自分のところだけ確認させていただきました。私の特徴のある声で京都弁のセリフがありますので、これが美甘子かな！？って確認していただけたら嬉しいです。
ラジオの後、母校専修大学の３７会卒のＯＢ会で講演させていただきました！みなさま７０歳以上の大先輩でございましたが、とっても優しくて龍馬さんや歴史の話ができて良かったです。母校で講演できるなんて嬉しいです。専修大学の広報誌アドニスにも、山田順子先生との歴女対談が載っております。
こちらから、歴女対談が読めます！！
http://www.senshu-u.ac.jp/falumni/koyu/adonis/index.html
- 武将のボヤキ 松村邦洋のお笑い裏日本史/松村 邦洋
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松村さんが武将になりきってボヤいてる、ものすごく面白い本です！！
今週は、いきなり京都の町が大騒ぎでした。
そうです。この年、「ええじゃないか」が大流行したんですね。
空からお札が降ってくるっていう噂がどこからともなく流れて、みんなが突然浮かれだしたという謎のブーム。
白塗りしたり女装したりコスプレしたりで練り歩くのが大流行したんだそうです。
ほんと、なんだかよくわからないですけど、とにかく楽しそうですよね！
その頃、後藤象二郎は大政奉還の建白書を幕府に提出していました。
先週、龍馬が容堂公を説得して書いてもらったものです。
ようするに、幕府をもう終わりにするという宣言を出しませんか？って将軍に提案したってことです。
そんな内容だから、当然、幕府内では大政奉還に対して大激論になります。
提案どおり大政奉還を受け入れるか、それとも薩長と戦うか。
薩長と戦って勝てるのかっていう問題もありますしね。
弥太郎は、これから薩長と幕府の戦争になると予想し、ミニエー銃を高値で売ろうとしていました。
戦争になったらみんなが銃を欲しがるわけで、ものすごく儲かるわけです。
もうやることはやったとか言ってた龍馬ですが、ダメ押しのように永井玄蕃頭に直訴しにいきました。
ボディガードの新選組もおそれず堂々と、容堂公に建白書を書かせたのは自分だと名乗りでたのです。
永井さんは勝先生の師匠にあたる人物で、これからの日本には海軍が必要だとずっと前から言っていたというお人です。
永井さんはかつて、「船が嵐にあったとき、船長の役目としてまず守るべきは積荷じゃなくて乗ってる人間だ」と言っていたんですね。龍馬はそのことをふまえて、幕府という船の船長である将軍も、みんなのために大政奉還を決断すべきだと説得します。
大政奉還をすれば、徳川家にかかわるたくさんの人々が争いに巻き込まれずに済むというのです。
今週も龍馬さんは説得力がすごいです！
さて長崎では、金もうけのために手段を選ばない弥太郎が、海援隊に嫌味を言ってます。
しかしですね、海援隊が金儲けするのは、龍馬に思う存分動いてもらうためで、弥太郎と違って、志があるんだ！とやり返します。
たしかに、弥太郎は金をもうけることが目的であって、もうけたお金で何をするかという発想はありません。
これって現代にも通じる話ですよねー。
龍馬の言葉を受けた永井さんは、将軍を説得しにかかります。
その甲斐もあって、慶喜は各藩の重役を二条城に集めました。
緊急の呼び出しに、薩摩藩も長州藩も慎太郎も、これは大政奉還を却下することを意味していると解釈しました。まさか受け入れるとは思ってなかったんですね。
大政奉還が却下されるということは、すなわち戦になるということ。
戦の準備にかかります。
この呼び出しにむかう後藤象二郎に対して、龍馬が書いた手紙には、「大政奉還が却下されたら海援隊をつれて将軍を殺しにいく」と書いてありました。
これは、つい最近下書きが発見された手紙なんですよね。高知県の坂本龍馬記念館で私も実物を見せていただいたのですが、
感動しました。龍馬さんが、後藤様のことを、「先生」と書いているのですが、「生生」と、漢字を間違えてたりするんですよ！
ミニエー銃で大もうけ中の弥太郎は、明日中に全部の銃を売ってしまえと命令します。
これはつまり、それ以降はみんなが武器をいらなくなるから、今のうちに売り切れということ。
戦はないと、そう判断したんです。
龍馬なら大政奉還を成功させてしまうんではないかという、長崎商人たちや海援隊の雰囲気から、商人の勘が働いたみたいです。
二条城に集められた諸藩の重役たち。
みんなはどう思うかと将軍にたずねられ、そんな大事なことは決めかねますとみんなが日和っています。
それはそうでしょう。そんな一大事、普通なら地元に帰って殿様と相談したいと思います。
そんな中、後藤象二郎は受け入れるべきだと勇気を出して意見しました。
ここは象二郎にとっての大勝負です。
一歩間違えたら土佐藩が取り潰しになってもおかしくないような場面。
やるべきことはやったと、酢屋で藤吉たちとくつろぐ龍馬。
新しい時代がきたら、みんなで新しい船で航海に出たいと、龍馬はそう思っていました。
龍馬がもし生きていたら？っていう、龍馬ファンには定番の質問がありますが、やはり海に出ていたかもしれないですね。
その夜、眠ってる龍馬のところに訪ねてきたのは、なんと勝先生！
京都はどうなってるか江戸から様子を見に来たのです。
この後、西郷さんと江戸城無血開城にむけて歴史的会談をすることになる勝先生。
このままじゃ日本はダメだと昔から言っていたとはいえ、勝先生は幕府の人間です。
やはり幕府の人々のことが気にかかるんですよね。
幕府がなくなったりしたら、江戸にいる大勢の武士たちはどうなるのかが心配です。
しかし龍馬に言わせれば、それはたいしたことじゃない。
徳川の人間も、商人や百性のように、自分で稼げばいいと、あっさりと言ってしまえます。
でもこれ、現代からは当たり前のことのように見えますが、当時はなかなかできない考え方ですよ。
そんな過激すぎる考え方の龍馬は、やはり当時の人々には得体のしれない感じに見えたでしょうね。
そこに飛び込んできた大ニュース。
慶喜が大政奉還を受け入れたというのです！
これはまさに、新しい日本の夜明けぜよ！
龍馬といえば、っていう有名なセリフ、このタイミングで登場ですか。なるほど。
その一方で、大政奉還になると困る人々もたくさんいました。
薩摩も長州も弥太郎も、龍馬が邪魔だと考える者がたくさんいたのです。
そう、新選組もですね。
京都の町で新選組にからまれた龍馬、そこに止めに入った勝先生のメッセージが金八先生みたいでかっこいいです。
大政奉還に反対することは、将軍の意思をないがしろにすることだと言い、さらには一緒に新しい日本をつくろうと近藤に呼びかけます。
しかし新選組には熱いメッセージが響かなかったみたいですね・・その後の新選組は、幕府軍の一員としてあくまで戦い続けることを選びました。
最後の最後は函館の五稜郭にたてこもって戦うんです。
夢だった大政奉還は成し遂げた龍馬。
しかし、まだやらなければいけないことがあります。
それは、新しい日本の仕組みを具体的に考えること。
新政府の主要メンバーについて、龍馬なりに考えをまとめていたのです。
その中に龍馬は自分の名前を書かなかったとも言われてきましたが、最近はそうでもなかったという説が有力です。
「参議」という役職に自分の名前を入れていたらしいですね。
『龍馬伝』ではどんなふうに描かれるのでしょうか。楽しみです。
というわけで、次回がいよいよ最終回！！
私も冒頭のシーンにちょっとだけ出演しています。
オープニングタイトル前です！京都弁のセリフもありますので、お見逃し無く！
でもこれで終わりだなんて、本当に寂しすぎるぜよ！龍馬さん！！
第二回が開催でございます！！
龍馬伝の最終回も放送終了後のイベント。美甘子の出演シーンを語ったり、
龍馬伝への思いが満載のイベントになるはずです！もしかしたら、龍馬伝ゆかりのゲストさんが来るかも！？
お昼開催のイベントです！
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●幕末カフェvol.2～歴史アイドルと歴史芸人の幕末ファントーク！～
【日程】１２月５日（日）
【時間】Open12:00 Start13:00
【出演】美甘子（歴ドル）、長嶋智彦（ダーリンハニー）
【入場料】前売\1500 当日\1800（共に飲食別）
【会場】阿佐ヶ谷ロフトA
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/schedule/lofta3rd.cgi
【美甘子予約】
mikako@yi.chu.jp
【ローソンチケット】
Lコード：３３２１２
歴ドル美甘子の「歴っしゅ！ブログ」
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ダーリンハニー公式サイト
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