歴っしゅ!


いつも応援してくださる皆様へご報告があります。


本日2023年3月22日(水)11時39分に、双子の男の子を出産いたしました👶👶


↑今朝の空


↑今朝の朝日でできた影。腹囲は106cmになっていました。


先に産まれた長男は2523gで、体重は問題ないのですが少し呼吸が安定せずにNICUへ。

もともと小さめと診断されていた次男は1925gで低出生体重児のためNICUへ。

2人ともNICUに入りましたが、産まれた後に私の胸元に2人を連れてきてもらえて、スキンtoスキンを行うことができました。母になった実感をかみしめられてとても嬉しかったです☺️予定帝王切開でしたので手術室での出産となり、病院の決まりでスマホは持ち込めなかったため、その時の写真や動画は撮れませんでした。立ち会いも不可でしたが、信頼できる先生、助産師さん達に助けられて、下半身に効く麻酔で意識はあるため、ちょっと恐怖でしたが頑張ることができました☺️


なので、まだ2人と一緒に写真を撮れていないのですが、面会に来てくれた夫がNICUに入ることができて、写真を撮ってきてくれました。



↑うつ伏せの方が呼吸が楽にできるようで、うつ伏せで頑張っている長男の足。


↑ちょっと小さいけど元気いっぱいの次男。


双子のため、37週での予定帝王切開でしたので、

本日3/22が迎えられて本当に良かったです。

ちなみに、昨日3/21春分の日は、天赦日と一粒万倍日と寅の日が重なるとても縁起の良い日でした。なので…、手術日を選べると聞いた時に、3/21にしたいなぁ〜と思ったのですが、祝日のため緊急の場合以外は手術日に選べず、22日にしました🤣


でも、22日もゾロ目で双子っぽいですし、何かをスタートするのに良いとされる新月でもあり、神宮暦や神社暦を見ても良い日でしたので良かったです☺️(これは、勝手に私が気にしているだけです…!)そして、何よりWBCで日本が世界一になった日🇯🇵‼️


手術時間ギリギリまで私もテレビで応援していました📣良い日に産まれて来てくれてありがとう👶👶


今日を迎えるまでの日々を振り返ってみました。


2018年2月に結婚し、4年半の不妊治療を経てやっと授かることのできた2つの命。


子宮の中で元気に育ち、無事に誕生することができて本当に本当に嬉しいです。


高齢出産かつ多胎妊娠のため、ハイリスク出産であること、

また、不妊治療中に一度稽留流産したこともあり、万が一何かあった時のことを考えて、産まれるまでは妊娠の公表を控えておりました。


ゆえに、諸々お声がけ下さった方にはご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。(ただ、皆様に事情を話すと喜んでくださり、応援のお声をいただき大変ありがたかったです!)


不妊治療のことはまたいつか、機会があれば詳しくどこかでお話ししたいなと思っているのですが、少しだけ…、(と言いつつ書き出したら長くなりすみません!)


私は卵巣の中に残っている卵子の目安が分かるAMHという値が低く、採卵しても空胞が続き、なかなか卵子が採れませんでした。


端的に回数だけでいうと、4年半の不妊治療で17回採卵して、そのうち採れた卵子は合計14個。6回目の移植で今回の双子妊娠に至りました。いやぁ〜振り返ると、なかなか壮絶な経験でした😭


不妊治療を始めたのは結婚してすぐの2018年だったため、まだ保険適用前。心身的にも金銭的にも大変でしたが夫や家族の支えに助けられました

。なかなか公表し辛い不妊治療の悩みや話を聞いてくれた友人達にもとても感謝しています。


クリニックに置いてある不妊治療の情報が分かるフリーマガジン「Jineko」や、妊活者専用のSNS「妊活ボイス」というアプリなどにも大変お世話になりました。自身でもInstagramで妊活専用のアカウントを作り、同じく不妊治療を頑張っている顔の知らない皆様と励ましあったり癒されたりして頑張ることができました!


情報を集めるためにセミナーに参加したり、サプリや漢方を煎じて飲んだり、本当にいろんなことを試しました。


2022年4月からの保険適用を機に、今まで通っていたクリニックを転院しました。転院先で採卵できた卵が3個あり、1個は初期胚移植で着床せず、残り2個が胚盤胞まで育ち凍結。(私は胚盤胞まで育ったのはこの時が初めて感動でした!)

今までの治療履歴や移植後の経過を見て、少しでも着床率を上げるため、初めて凍結胚盤胞を2個移植しました。2個移植しても双子を授かる確率はそんなに高くはないのですが、私の場合2個とも着床して、本日産まれた双子ちゃんになりました。


↑陽性判定後に、二つ見えた胎嚢。



陽性判定後の胎嚢確認のエコーで袋が見えたときに、「ああ!着床してる!良かった〜」と思っていたら、先生に「あ、袋がもう一つありますね!双子ですね。」と言われて、驚いた日が忘れられません。嬉しさと驚きと、このまま2人共無事に育ってくれるだろうかという不安もあり、色んな思いが交錯しました。


無事に心拍を確認し、不妊治療のクリニックを卒業して、産院は都内でNICUなどの設備が整っている総合周産期母子医療センターで、多胎妊娠外来のある病院に通いました。


小児医療に特化したこの病院は、先生も助産師さんも看護師さんも本当に良くしてくださり、何より何があっても対応してくれるから大丈夫!と大きな安心感がありました。


私は妊娠中期に行われる、血糖値を調べるブドウ糖負荷検査で引っかかり妊娠糖尿病と診断され、また妊娠後期には双子の片方の成長が少し小さいことが分かり、35週である3月6日から管理入院になりました。


母性内科の先生のご指導のもと、食事制限をして、毎食前と食後2時間後に血糖値を測り記録し、幸いインスリン注射を使うことはありませんでした。


最終的に、万が一に備えて一般病棟からM-F ICUの部屋に移ったのですが、手厚い担当の先生の回診や診察、毎朝のNST、体温、血圧測定、寝る前の心拍確認などなど助産師さんに助けられて、無事に予定日を迎えることができて本当に感謝しています。


子どもが好きなので、いつかは母になりたいとずっと思っていました。時間はかかりましたがその夢を叶えることができて幸せです。


また、不妊治療を経験して得たこと、思うこともたくさんありました。

菅元総理が提言してくださり、保険適用になったことは大変ありがたいのですが、年齢制限や回数制限があること、それまでの助成金は廃止されたため、卵巣刺激が高刺激の人は結局自費診療になってしまうことなど、まだまだ改善して欲しいと思うことはたくさんありました。不妊治療の方法自体が一人一人状況が違い、できることが違うので保険適用の基準となる標準的なものを定めるのは難しいと思いました。


現在不妊治療を頑張っている多くの人達、また不妊治療の終わりを決断し子を持たない人生を選んだ人達、皆様それぞれが幸せな人生を歩んで欲しいと心から願っています。


私も、不妊治療中に何度も挫折し、このまま子が授からなくても夫婦2人で仲良く生きていこうね、とよく夫と話していました。夫が応援してくれたり、辛い時にも励ましてくれたり、休んでもいいよ〜と寄り添ってくれたことは本当にありがたかったです。




↑妊娠5ヶ月で撮影したマタニティフォト


↑入院中に編んだベビーシューズ(形がいびつ!)


↑妹が甥っ子姪っ子を産んだ時に、陣痛時に描いてくれた子宝ジンクスの赤富士。

たくさんの安産御守りも持ってきました。



↑妊娠9ヶ月に入り、赤ちゃんの肌着や服を水通し。


今までSNSで、#世界一幸せな洗濯

というハッシュタグを見る度に、私もこのハッシュタグを使える日がいつか来るのだろうか…と思っていたので、実際に水通しすることができて

#世界一幸せな洗濯 のハッシュタグを使えた時に、嬉しくて泣けてきて、夫が頑張ったねぇ〜良かったねぇ〜と一緒に喜んでくれたことが本当に嬉しかったです。


今後は、子育て優先になることが多いと思いますが、私にできることは引き続き続けていこうと思っております。あたたかく見守っていただけますと幸いです。


長いブログを読んでくださり、ありがとうございました。


もうしばらく入院生活は続きます。今日はベッド上で動けませんが、明日からは歩く練習が始まります。手術の傷が激痛だと思います😭

そしてNICUから無事に出てきて、母子同室になったら、双子の母として頑張らないといけないことがたくさんです!


歴史上でいうところの乳母(めのと、うば)はいないため、しっかりと母業頑張ります!!

ちなみに夫も育休を取ってくれるとのことで大変ありがたいです。夫婦、家族、また時にはシッターさんや地域のサポートなどのお力もお借りして、楽しい子育てができたらいいなと思っています。


新しいスタート!一生懸命頑張ります!


2023.3.22


美甘子