手術前日、先生からの説明の際にとったメモが見つかりました。


シニさんはいないところで、私たち家族への説明でした。


内容は下記のようなものでした。




・肝臓や肺には今のところ転移は見られないが、今後見ていく必要がある。


・腸は3分の1切ることになる。


・中を開けてみたら、がんが広がっているかもしれない。大腸の壁は薄いから。


・見えるものはとるが、がん細胞が浮いているようなものはとれない。


・周りに散らばっている、遠いところに飛んでいる場合、抗がん剤治療を半年くらいすることになる。


・リンパ節にちょっとでも飛んでいる場合は、抗がん剤治療をした方が良い。


・小腸や肝臓、膵臓が隣接しているので、転移している場合はそちらもとる。


・3、4時間の手術になるので、夕方までかかる。


・腫瘍マーカーが高いので、再発する可能性がある。




この説明を受けた時、ショックでしたがメモを取ることに集中して乗り切りました。




2019年4月1日、手術は無事に終わりました。



この日も仕事は休めない日で、昼休みに顔を見に行きました。





手術前に弾性ストッキングを履いたシニさん。


こんな時でも明るく振る舞うシニさんに、私たち家族も助けられていたと思います。


不安な表情は全く見せずに、仕事に戻る私を見送ってくれましたが、後にとても怖かったと聞きました。


ブログにも手術の時のことを書き残してくれていたので、リンクを貼らせて頂きます。





夕方、手術を終えたシニさんに会えた時は、ひとまずホッとしました。



しかし、その後先生からのお話を聞いて、また新たなショックを受けることとなったのです。