4月1日に大腸を半分取りました。(結腸右半切除術)

 

手術台の上はとても怖かったです。

 

ただ、すぐに麻酔で意識を失いました。

 

手術も麻酔で痛くありませんでした。

 

手術は4時間かかりました。

 

意識が戻った時、何が起きているのかわかりませんでした。

 

ストレッチャーで病室に運ばれながら、医師やナースの顔を下から見上げていました。

 

病室は夕暮れで赤かったです。

 

家族が入ってきて、心配そうに見つめます。

 

「手術が成功して良かった」

 

と家族が言いますが、全く実感はありませんでした。

 

痛みが強く、意識が冴えていたのでとても困りました。

 

少し身体を動かすと激痛が走ります。

 

声を出すとお腹が痛みます。

 

息をしても痛いのです。

 

身動きの取れない不自由さに悶えながら、

 

病室の中で発狂しそうになる自分と必死に闘っていました。

 

痛み止めの点滴と睡眠薬を追加してもらい、

 

なんとか一日を乗り切ったように思います。

 

昔、手術に対する淡い憧れみたいなものがありましたが、

 

もう二度と体験したくありません。

 

絶対に嫌です。

 

手術を乗り越えられた皆様を心から尊敬します。