いよいよ明日。
個人的に懸念していた計量失敗という事もなく無事に両者共にクリアしたようだ。
計量前日の会見ではノーマンがけだるそうで目もうつろな感じにみえたので失敗したりするんじゃないかなと
思っていたがそうならず良かったと思う。
ノーマンの身体は私たち日本人が何となく想像するアメリカの黒人アスリートのそれのように思う。
やたらと筋肉質。まるでそこには重力なんて無いと言わんばかりの大胸筋。
だが、こういう身体つきの選手は総じて打たれ脆いイメージがある。
今回のノーマンの唯一の?と言っても良いウイークポイントは打たれ脆さだと思う。
他には、、、若さ。だろうか。24才。プロキャリアは29戦あるがそのうち11戦はデビューした18年にこなしている。
メキシコで揉まれたと言えばそうかもしれないが、やはりこのノーマンという選手のピークはまだ先のように思う。
冷静なようでいて獰猛。
だが佐々木選手もまたキャリアも浅く23才という若さ。
キャリアの中で世界戦を行うに値する選手は、、、平岡アンディ選手くらいしかいない。
そして打たれ脆さという面でもノーマンと同じくあるいはそれ以上に脆いかもしれない。
何しろまともなウエルター級の世界ランカーとの対戦経験が無いのだから。
獰猛なようで冷静。であれば良いけれど(笑)
佐々木選手のキャリアを某ブログの記事で改めて振り返ることをさせて頂いた。
坂井選手との試合の記事だったがとにかく分かりやすかったです。。いつもながら感心、感謝でした。。。
私みたいにボクシング観戦を長くしている人は恐らく試合経験というものを試合前の勝敗予想において重きを置いているのでは
ないだろうか?
他のスポーツにおいてもキャリアがとても重要だったという勝利は数多くあると思う。
所謂、強いものが勝つのではなくて勝ったものが強い という論理。そのスポーツを熟知して勝ち方、もっと言えば負けない方法を知っている選手。
そういう選手に予想では肩入れしがちになる。
だが、今回の両選手はそれが当てはまらない。まして日本人選手がパンチャーで打たれ脆さが見え隠れして経験が浅い若者。。。
こんな滅多にない試合は試合予想など無意味だ。
ボクシング観戦を長い年月見ていようが最近見始めた人であろうがこの試合においてはウンチクは必要ない。
精一杯、日本人未踏の世界ウエルター級王者の誕生に本気で期待して応援するのみだと思う。