延命治療 | 家族の色々。

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50代後半。
楽しく笑って生きましょう♪

人生色々あるけれど、いつかは笑い話に変わるのさ。

笑える旦那を筆頭に5人家族のお話。

昨日の記事ではサラッと書いた
「延命治療。」
この言葉が重くのしかかり、
深く書く事が出来なかった。








医「もっと嫌な事を聞くことになるんですが
  延命治療はどうしますか?」


この言葉が医師から出た瞬間、
私たち3人は絶句した。
言葉が出てこなかった。
涙が出そうになった。


もうそんな…


弟も暫く言葉に詰まった。


弟「…。」

    「…。」

    「どうしたい…どうしたい?」


弟は私と母の方へ振り返った。


何も言えなくて、
考えられなくて、
頷いたりして、
弟へ返した。


(自分の意思を伝えて。どうしたいの?)


声には出さなかった。


この間(ま)は何とも言い難い、
重く、時間が止まったかのように感じた。


弟の命。
命果てる瞬間が来てもただ見ていられるのか?


「助けたい!どうにかして欲しい!」
と思うはず。


しかし、管に繋がせて機械で心臓を動かし
意識がない弟に少しでも長く生きてもらうの?
私たちはそれを望んでも本人はどうなの?


答えは出せない。。。


弟の命は弟のもの。
私たちはそれを叶えてあげるだけ。









全ては弟の思うように。。。