エドワード・モースの日記から、何もエリート階級の武士だけではなく、
一般庶民もまた欧米人が驚くほど躾や道徳心が身に付いていたことが分かります。
道徳教育以前の問題を、当時の日本はどのように解決したのでしょうか?
その答えを知るためには、
人間の本質は「悪」か「善」かを問い質す必要があります。
「悪」であるならば、
当然厳しい道徳教育が必要になってきます。
一方、「善」であるなら、
道徳教育は殊更に強要すべきものではありません。
この善悪の問題を、
次回は右脳と左脳の角度から解説してみます。