大型連休が終わり、明日からお仕事という方も多いかと存じます。
令和二年の大型連休は新型コロナウイルスの影響もあり、
ろくに買い物にも行けなかった人も多かったのではないでしょうか。
そんな中、カインズさんへ買い物に出かけました。
人混みの中に長時間居るのは危険と判断し、何を買うかは
事前に調べておいたのです。
そして、買うべきものがあるであろうフロアに移動していると
「ハンドジェル販売、お一人様2本まで」という貼り紙とともに
ワゴンの上にハンドジェルがいくつか置いてありました。
「新型コロナウイルス、感染したり感染させたりしたら大変だし、
少々価格が張っても買っておいた方が良いかな」
そう思い、製品に手を伸ばしました。
お買い上げ。
単価は1480円(税別)。
2本で3256円の出費は大きく痛いところですが、
これで除菌できるのなら価格は所謂トレードオフです。
「安心の日本製」と書かれていると、高品質だと思いますよね。
これが証拠となる領収書です。
すぐに捨てる人、いますでしょ?
そんなにせっかちになる必要はありません…
しかし、気になることが。
このハンドジェル、どこにも「除菌」と記されていません。
何故じゃ?
どうしてじゃ?
裏側もくまなく見たのですが、「除菌」の文字は無く。
…これは怪しいな…
私の頭脳は疑心暗鬼に満ちている♪
否、知的好奇心に溢れていると言った方が上品ですな。
製造販売元を調べますと
株式会社 東亜産業
ホームページに接続しました。
な、なんと!
弊社ハンドジェルは化粧品として販売届を提出しており…
「殺菌」「消毒」といった文言を利用したコピーや広告も
控えていただきますよう…
そうだったのか(´・ω・`)
除菌出来ないじゃないか!
あかんやつやん・・・
カインズさんも紛らわしい売り方をするものだな。
情報弱者はほぼ確実に当該製品を「除菌目的」で
買うと思われますが、売り方としてどうなのかなぁ。
良心の呵責というのは無かったのかな。
「騙す方が悪いんじゃないよ、騙される方が悪いんだよ」
昔のドラマの悪役が言いそうなセリフですね。
そして悪役の名前は阿久津か権藤である場合が多い
(そんなことはどうでもいいか)。
この疫病の流行が、人間の良い面と悪い面を浮き彫りにさせます。
決定!
後日返品いたします。