ハクキンカイロ愛用者の方々から支持を得ている
カイロの燃料検証の記事を書いてから6年経ちました。
それから時代の流れというものがあり、
ハクキンカイロ純正ベンジンが手に入らなくなりました。
もう、このラベルのものは手に入りません…
おっちゃんのイラストが印象的でした。
ハクキンカイロ(株)がベンジンの販売を打ち切ったのです。
代わりに、ハクキンカイロ指定ベンジンが登場しました。
その一つが、エビスベンジン。
ラベルに「ハクキンカイロ指定」と書いてあります。
今回は、このエビスベンジンの性能を検証しました。
使用した機材は、ハクキンピーコック
ジッポーカイロよりも、本家で試した方がいいかなぁと思いまして。
実験条件は、計量カップ
こちらを使いまして、12時間の目盛のところまで注ぐこと2回、
懐炉に染み込ませて直後に口金に着火、身に着けて
屋内で使用しました。
某日、注油時間は午後7時。直後に着火。
使用時の大阪中心部の最低気温が3.9℃、最高気温は9.8℃、
平均湿度は64%でした。
人肌またはそれ以下の温度を目安に、
燃料切れ(消火)推定時刻は翌日午後8時30分頃でした
(誤差±10分)。
懐炉として機能していた時間は、およそ25時間30分でした。
この結果から言えることは、従来使っていた純正ベンジンで
約25時間機能していたことと比べて、遜色がないということです。
成分の最適化がなされているものと考えられます。
ハクキンカイロ純正ベンジンが手に入らなくなってしまった今日、
それに代わるベンジンとして
エビスベンジンは使える
という結果が得られました。
ただ、使いやすさという点では
二段締め方式を採用していた純正ベンジンよりも
勝手が悪い感じが否めません。
反時計回りに90度ほどひねるタイプになります。
瓶をへこませると大変なことになりますので、
ちょうどいい加減というのを見つけて、注ぎましょう。
慣れを要するようです。
こちらの製品は、取扱店舗も少なくないようですので
入手するのに苦労する、なんてこともないと思います。
ハクキンカイロ指定と謳っているだけのことはあります。
保温24時間は裏切らないようです。
それでは皆様、素敵なハクキンカイロライフをお送りください。。
本年も当ブログ記事に目を通していただき、ありがとうございました
来年もよろしくお願いいたします。
※ハクキンカイロ指定ベンジンとしては
NTベンジンというものもあるようです。
機会があれば、この製品についてもレビューしようと思います。