ブログネタ：実は観たことがない有名映画 参加中上記のテーマです。
メジャーな映画なのに観たことが無い。そんな映画はありませんか？
そういう設問です。
そんな映画、たくさんあります。私の場合。
スタジオジブリ作品は「火垂るの墓」しかまともに見たことがないですし
「太陽がいっぱい」や「荒野の用心棒」、「風とともに去りぬ」、
「十戒」、「慕情」、「ベン・ハー」、「アラビアのロレンス」、「エマニエル夫人」…
枚挙に暇がありません。
でも、あらすじがどんなものかを多少なりとも知っている作品も
あるんです。
観ても無いのに。
何故か？
答えは簡単です。
浜村淳さんの影響です。
時として「エンドロールまでネタをばらす」と評される浜村淳さんの
映画解説。ラジオで聴いてますと、情景が浮かんできて、それは
話術、話芸を極めた方ならではの語りですから面白いですよ。
ＭＢＳラジオ「ありがとう浜村淳です・土曜日です」（１１７９ｋＨｚ）の
午前９時３０分前後でしょうか、「映画サロン」というコーナーがあって
封切り前の映画について語ってくれます。所要時間は３０分超！
しかもアドリブというのが凄い！
アクションの解説に「必殺飛燕一文字五段蹴り」等という文句が
入るのが特徴です。これを使えるのはブルース・リーやジャッキー・
チェン、スティーヴン・セガールなどのアクション俳優だそうで、
時々この「必殺飛燕一文字五段蹴り」という語りが出てくると臨場感が
増すのです。他に「真空急降下直角三段蹴り」という技もあるそうで
どちらも浜村淳さん命名のアクションです。
ネタバレはイカン！というご意見もあるでしょうけれど、目の見えない
方にとっては、これほど楽しい時間はそうそう無いように思います。
ヨーロッパ・アメリカ映画の名作を浜村淳さんが語り、映画音楽が
収録されているＣＤがかつて発売されていました。
「甦る心の名画座」という二枚組みアルバムです。
ええ、私、買いまして、その時に初めて浜村淳さんにお会いしました。
サイン色紙も大事に取っています。
浜村淳の後に浜村淳無しと言われるぐらいです。