先日の続きね

国立西洋美術館は今年で50周年を迎えます。
記念事業として開催されているのが
先日行ってきた 『ポンペイ古代ローマ展』です

フレスコ画や発掘された石像や宝飾品など
いろいろなものが展示されていました。
東京大学の発掘チームが5年の期間だけ発掘権を譲り受けて
いま まさに発掘の真っ最中なんですって

一瞬にして火山の噴火とともに消えた街 ポンペイは
すばらしく発展している街でした。
6年ほど前に 洋服のバイヤーの友達にくっついて
ミラノコレクションを見に行き
2週間ほどイタリアとバチカン市国をめぐる旅をして
ミラノ・バチカン市国・フィレンツェ・ローマ・カプリ島などを周遊し
美術館や修道院や教会など 美術品を見てきました。
旅の途中で 古代ローマ遺跡に立ち寄り パンテオンを見ました。
とにかく凄かった。
パンテオンは直径43メートルもある
世界最大の石造りの建造物です。
ギリシャのパルテノン神殿よりも大きいってことかな?
1900年以上前の古代ローマ遺跡なのに
街の中には警察署があり 浴場があり カフェがあり
ポンペイの人々の豊かな生活が伺えました。
いろいろ周ったけれど 中でも心に残っているのは
レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』『受胎告知』
ミケランジェロの『天地創造』『最後の審判』
ラファエロの『大公の聖母』
ボッティチェルリの『美しきシモネッタ』『ヴィーナスの誕生』
ティツィアーノの『マグダラのマリア』
彼らの作品はイタリアの至る所にあり どれも素晴らしかったです。
イタリアの珍道中はまた後で書くとして(笑)
とにかく美術の国でした。
古代ローマにはそのすべてがすでにあったようです。
西洋美術館50周年 是非見てみてください。
古代の人々の暮らしや イタリア美術の基礎が伺えますよ
