スリランカ南部のちいさな町マタラ | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

2019年 12月。

スリランカ旅も8日目です。

 

スリランカの南端、マタラという小さな町からトゥクトゥクで10分ほどのビーチ沿いのちいさなホテル「カルチャーリゾート」に滞在しています。

 

ここは朝ごはんもとっても良かった。

たまごの焼き方と付け合わせ(ハム、ベーコンなど)をオーダーして、パンとコーヒーがたっぷり出てきます。

 

 

 

 

今日は、世界遺産の町ゴールに行くのですが、まずはマタラの町に出て少し歩いて見ました。

ホテルでトゥクトゥクを呼んで、出発。

 

 

 

まず訪れたのは、スターフォートと呼ばれる、オランダ時代の六角形の砦。

 

 

この場所で、シンハラ民族とオランダ人との戦いが繰り広げられ、最終的にこの砦を落としたオランダ人がここを現在の星形にしたんだそう。

 

 

ライオンの紋章、よく見ると顔つきがちょっとかわいい。

 

 

 

現在は博物館として当時のものが展示されていますが、かつてはオランダ兵が駐留している場所だったようです。

 

 

 

 

内部は六角形の建物に中庭のある構造。

 

 

思っていたよりこじんまりしているのであっという間に見て回れました。

あまりお客さんも来ないのか、中にいたおじさんたちが喜んでアレコレ説明してくれたのがほほえましかったです。

 

 

ここから南下して、橋を渡ってフォート地区と呼ばれる、かつて城壁で囲まれていた地域へ。

 

 

昨日の夕食を取ったのもこの地区です。

 

 

橋の向こうは旧市街。

 

 

川沿いに建っているのはイスラム今日のモスク。マタラには16、17世紀に貿易に来たムーア人の子孫が残っているそうです。

 

 

川沿いにお店をだしていた果物の屋台。

 

 

 

この奥に屋根のある大きな市場があって、そこでパンやお菓子など買ったりしました。

 

ちなみに、バスターミナルが併設されたこの市場、ものっすごい混雑でカメラを出す余裕もなかったけれど地元の人でごった返していて面白かった。

(紙幣しかもっていなくて小銭がなくて、お店の人たちにとても呆れた顔をされたけど)

 

 

南の端まで出て、地図でみて興味があった小島に渡る橋に向かいました。

 

 

 

意外と人がいるのだった。地元の人たち?

 

 

 

なんか、サンタモニカビーチのピアに向かっている橋を歩いているみたい。

 

 

…まあ、江の島みたい、とも言う。

 

 

 

橋を渡り切った先には島があって、どうやら島ごとお寺のようです。

 

 

私たちはここで終了して引き返しました。

 

 

橋にもかつての砦のあと。

 

 

日本は鎖国しながら上手に出島や横浜で列強と付き合い、開国後も占領されたり取り込まれたりしなかったわけですが・・・こうして欧米と戦わなくてはいけない歴史があったかもしれないと思うと、当時外交にあたっていた日本人の頑張りに感慨を覚えます。

 

いまのように情報を集めることも難しかった時代に裃姿で外交にあたってたって想像を絶する!

 

 

さてと、マタラの中心部をほんの少し歩いてみたあとは、ゴールの街に向かいます。