2019年 12月。
スリランカの旅ももう 10日目、最終日となりました。
朝食は「ゴールフェイスホテル」のレストラン「ベランダ」で。
朝日に輝く海をのぞむ明るいレストランです。
今回はいろんなホテルで朝食を食べましたが、朝食バイキングの品ぞろえでいうと、ここがベストでした。種類がとても豊富。なにを食べるか結構悩みました。
さて。もともとは朝食のあとホテルをチェックアウトをして、荷物を預けて街へ出かけるつもりでした。でも、この素敵なホテルをもう少しゆっくり楽しみたくなりまして。
レセプションにてロングステイをお願いしてみました。
同じお部屋を伸ばすことはできなかったのですが、斜め向かいのお部屋に移って夕方まで延長することに。荷物をもって引っ越しです。
こじんまりしたスタンダードなお部屋でしたが、小さなベランダもついていました。
ということで、まずは、クラシックなプールに行ってみることに。
いかにも洗練された上流階級向けのプールという感じの品の良さ。
プールの向こうにはインド洋が広がります。
ちなみに、19世紀に建てられたこのホテルのプールの水は、なんと海水!
プールは好きだけどあんまり海が好きじゃないわたしにとってはなんとなく納得がいかないプール (笑) 。だけど、いまなら真水に切り替えることだって簡単にできるところをわざわざ当時のまま海水を使っているんだろうし、歴史を体験ということで少し泳いでみました。
ただし、プールで泳いでいる人は子供しかいなくて、大人の方はみなさん優雅にチェアで読書したり、プールサイドのバーでお酒を飲まれていましたけども。
このあとお部屋に戻ってシャワーを浴びて、水着をベランダに干したら、最後に少しお土産を買いにでかけます!
ちなみに、スリランカで買った土産は、雑貨がすこしと紅茶をたくさん!でした。
いろんな街でちょこちょこと買ってはいたけれど、コロンボで出かけたのはスリランカの人気雑貨店「ベアフット Barefoot」。
フォート地区にある再開発エリア「ダッチ・ホスピタル」にも店舗があるようですが、せっかくなので本店までトゥクトゥクで。
自然系雑貨、キッチン用品、アパレル雑貨、紅茶やお菓子、ぬいぐるみなどお土産に最適なものがたくさんあって楽しい!日本人女子の好みに合う感じのものが多いです。
スリランカって日本人女子が好きそうなお土産を売っているお店が少ないので、このお店はどのガイドブックや旅行サイトにも載っていました。わたしもお勧めします。
そして、スリランカのお土産といえばやっぱり 紅茶!
中央高地を中心に、ヌワラエリヤ、ウバ、キャンディなど名産地が広がり、高級茶葉からカジュアルなティーバッグまでいろんな紅茶が手に入ります。
コロンボの街を紅茶店を探してあちこち歩いて見ましたが、結局はいちばんよかったのがホテルの近くのモール「ONE GALLE FACE」でした。
モールの中に紅茶の専門店が複数入っています。
(入れ替わりが早いのか、いま調べたらもうウェブサイトに乗っていない店舗もありましたが)
いろいろ見てみての感想としては「ディルマー Dilmah」と「ゼスタ Zesta」が王道っぽいのかな。いくつかのお店でお土産としてちょっと高級な紅茶を購入しました。
…でも、実のところ一番良かったのは、スーパーマーケット。
「ONE GALLE FACE」の地下にも入っているスーパーマーケットの「キールズ Keells」が、種類も豊富で一番良かった。
「ディルマー Dilmah」「ゼスタ Zesta」などの王道はもちろん、パッケージが可愛いフレーバーティが揃う「TEALIA」も置いていてすごく良かったのです。
そして、結果としてスーパーで買った「ゼスタ Zesta」の「PREMIUM BLACK TEA」がとても美味しくて、周囲にも非常に好評でした。全然、高くなかったのに。
持ち切れるのか不安になりながら大量の紅茶を手荷物にして、ホテルを発ちます。
ホテルの前には着飾った方々が集まっていましたが結婚式か何かでしょうか。
さようなら、クラシカルなホテル。
さようなら、自然と歴史とカレーの国、スリランカ。
スリランカに性別があるなら絶対に女性だろうなという印象を受ける国でした。
生命力があって、だけど、たおやかな感じ。
人も穏やかで、似た文化圏のインドとはだいぶ文化や気質が違うように感じました。
公共交通手段があまり整っているとはいいがたい国ですが、ハイヤーとかタクシーがそんなに高くないので意外と融通が利いたのも良かったです。
海と山と田舎と都会を全部味わえる旅だったな。
数年後には「都会」の部分がもっともっと都会になってるんだろうな。
そして。
帰国してしばらくしたら世の中があっという間にすごい状態になってしまった。
そんななか、チクチクと去年の旅行記を少しずつ書くのはなんだか不思議な感覚でした。
次の旅なんていまはまだ想像もできないけど、一刻もはやく日常が戻ってきますように。