自然のなかを歩く楽しさ。リトルアダムスピークへのハイキング! | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

2019年 12月。

スリランカ旅行も7日目です。

 

午前中は、谷あいにかかる石の橋「ナインアーチブリッジ」と、そこを渡っていく列車を見て、線路を歩いて町まで戻ってきました。

 

朝8時ごろ いったんホテルに戻ったら、簡単な朝食。

すでにナインアーチブリッジでお菓子などモグモグしていたので、ここではトーストとフルーツなどを少しだけ。

 

 

 

食事のあとは、再び町の東に向かって、「リトルアダムスピーク」と呼ばれる山の登山口を目指します。登山口は、朝「ナインアーチブリッジ」に向かった山道の少し先。

 

 

 

「Flower Garden Resort(フラワーガーデンリゾート)」が目印。この脇の道を入っていきます。地図上では「3 Post Kovil」というバス停がある場所。

 

 

 

 

右側に見えているのが「エッラロック」と呼ばれる、この地区で一番高い山。

 

 

この山に登るハイキングコースもあるのでいろいろと考えたのですが、エッラの駅から線路を歩いて登山口まで行き、そこから山頂まで歩くと往復 4時間くらいかかってしまうため、今回は時間の都合で残念ながら諦めました。

 

ただ、線路歩きは「ナインアーチブリッジ」で体験したし、「リトルアダムスピーク」まで山歩きをして「エッラロック」を眺めることができたので、結果としてはいいとこどりできて満足です。

 

 

途中には牛やヤギがいたり畑があったりしてゆるい田舎な感じ。

 

 

途中に蛇使いのオジサンがいて「見ていけ見ていけ」と誘われ、迷ったけど見なかった。

今思えば見ればよかったな。

 

 

ここからしばらくは階段のようです。

 

 

そして、実はこの山では「ジップライン」体験もできるんです。

 

 

山の中腹からケーブルにぶら下がって滑り降りるジップライン。

 

 

このジップラインで下山できるのであれば利用したのですが、ジップロックで降りたあと上に戻ってこないといけない(荷物をロッカーに預けて行うため)ことがわかって、今回は利用しませんでした。

 

 

登っていく山の斜面にひろがっていたお茶畑。

 

 

 

かつて「セイロン」と呼ばれていたスリランカで取れた紅茶は「セイロンティー」として世界中で楽しまれていて、エッラは中部の有名な紅茶の産地「ウバ州」にあります。

 

(セイロンティーは持って帰るのが大変なほどたくさん買って帰りましたが、香りが良くてスッキリしていて本当に美味しかった。お土産をわたした友人も「びっくりするくらい美味しかった!」と言っていました)。

 

 

さて、再び登山道を歩いて、登山口から30分ほどで山頂に到着~!

普段登山しない人でもここまでは楽勝だと思います。(ただし暑い)。

 

 

 

山頂から眺めるエッラロック。

 

 

それにしても今日は快晴で気持ちが良い!

 

 

そう。 今日、この旅始まって初めてくらいの勢いで、天気がとてもよかったのです。 

 

冬から夏にやってきたこともあり、旅行中は曇りの日でも日焼け止めをしっかり塗っていました。ただ、この日は暗いうちにホテルを出たり、朝のうち長そでのウィンドブレーカーを着ていたこともあり、すっかり日焼け止めを塗るのを忘れていて。

 

気が付いたらTシャツの袖の位置がはっきりわかるくらい日焼けしてしまっていました(あっという間だった‥‥慌てて日焼け止めを塗ったけど時すでに遅し)!

 

 

 

 

ちなみに、この「リトルアダムスピーク」、3つのピークがありました。

2つめのピークまではそこそこ近いのでいったんそこまで歩いてみます。

 

 

 

そこで分かったのですが、3つめのピークまではいったん少し谷へ降りてから登り返すためちょっと大変そう。・・・とはいえ、行くでしょう!

 

 

 

3つめのピークまで登って振り返ると、2つのピークがポコポコと盛り上がっているのが見えました。犬が寝ていたのはピークとピークの間の木の木陰。

 

 

谷に降りて登り返す道が急で手を使ったりもするので、ここまで来るとちょっと達成感もあります。

 

 

奥には遠くまで広がる山々の風景が!

 

 

さすが、スリランカの聖なる山「アダムスピーク」から名前を借りている「リトルアダムスピーク」。眺めは素晴らしいです。

 

 

エッラロックを目の前にして、大きな岩の上でひと休み。

 

 

ここで少し休憩したあと、来た道を下山しました。

 

 

ホテルの近くのカフェでコーヒースムージーを飲んで、チルアウト。

シャワーを浴びたら、高原の町から海辺へ向かって出発です!