郡上八幡の名物たちと、長良川鉄道 | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

2017の GWに、岐阜を小旅行してきました。

 

初日に養老で 「養老天命反転地」「養老の滝」、そして 「桃太郎神社」 を回って長良川鉄道で郡上八幡へ。

 

翌日は、水の町 郡上八幡をそぞろ歩き。

今回は郡上八幡で食べたあれこれをすこしだけ紹介します。

 

遅い朝ごはん兼昼ごはんとして食べたのは、岐阜の友人におすすめされた川沿いのお蕎麦屋さん。ガイドブックなどにも載っている、雰囲気の良いお蕎麦屋さんです。

 

 


もともと関西(ここは中部ですが)はお蕎麦文化ではなく、どっちかというとうどんの文化。だけど郡上は水がきれいな町ですし、お蕎麦屋さんが生まれるのは当然なのかも。

 

 

このお店では、岐阜の名物 「朴葉」 を使った 「朴葉ずし」 も食べられます。

 

 


飛騨牛を使った肉豆腐や、飛騨牛丼などのメニューもありました。

 

2009年に行った飛騨では、飛騨牛の朴葉焼きを食べたんでした。

本 飛騨高山へ - 古い街並みと北アルプス

 

 

水の町 郡上八幡で有名なものといえば、なぜかこの、食品サンプル。

産業としてさかんなだけでなく、観光としても、制作体験やお土産などが人気だそう。

 


 

  


どれも本物そっくりで、見ているだけでなかなか楽しい。

 

 

そして、郡上といえば、何と言っても 「郡上おどり」。

町中にはゲタやさんがいくつかありました。

 

 


小さな町にたくさんゲタ屋さんがあるので 「新品のゲタで参加する」 みたいな習慣があるのかな? って話していたんですが、岐阜の友人に聞いたところ、踊りあかすのでゲタの鼻緒が切れたりするし、踊りのなかでわざとカランコロンと地面に引きずった音を立てるため歯が擦り減ってしまうんだそうです。

 

一晩中、盆踊りというとなんだかのんきに聞こえますが、踊り明かすなんて、今でいう レイヴですよね。盆踊りのあの単調な曲に合わせて同じような動きを延々と繰り返すって、テクノに合わせて延々踊るのと何かが似てる?

 

徐々に盛り上がってきてアドレナリンがワーーーっと出そう。


 

旧市庁舎の近くでみつけた郡上名物。

 

 

 

 「清流のしずく」 という水菓子で、風船のなかに水のゼリーが入っています。ゼリーそのものには味はなく、黒蜜などを添えて、清涼感を食べる風流なお菓子。

 

お団子 郡上八幡 中庄

http://www.nakashou.biz/

 

 

そして、旧市庁舎内のカフェで見つけたのが、このレトロなサイダー!

オリジナルのパッケージも、期間限定の 「ながらサイダー」 もどっちも可愛い。

 

 


水の美味しい町のサイダーなんてみるからに美味しそう、と思ったのですが飲んでみたらシロップを薄めたようなすごく甘いサイダーでちょっと苦手でした。

 ボトルはこんなに美しいのに、惜しいなぁ。

 

ちなみに 「ながらサイダー」 のパッケージに描かれているのは長良川鉄道の新しい観光列車 「ながら」 の姿。

 

 

鉄道の巨匠 水戸岡鋭治さんによるデザインで、車内もレトロで美しいのです。

次回はぜひ乗ってみたい!

 

線路 長良川鉄道 観光列車 「ながら」

http://www.nagatetsu.co.jp/enjoy/SpecialTrainNagara.html

 

こちらは町歩きの途中で小腹が減って食べた、おからドーナツ。

 


 

「ドーナツかー、わたしはいいや」 って言ってたのに、友人のを一口食べたら食べたくなり。

おうちで揚げたドーナツみたいな感じで、匂いも味も素朴で美味しかった。


 

ちなみに、岐阜には有名な 「明宝ハム」 というハムメーカーがあり、そこが作っているトマトケチャップが 「無添加、無着色」 「手作り」 というのでお土産に買ってみました。昔ながらのボトルも可愛い。

 

 

クリップ 明宝ハム

http://www.meihoham.co.jp/shop/2007/05/21-115118.php

 

 

さてと、町もぐるりと見て歩き、お土産も買った。

そろそろ駅に向かいましょう。郡上八幡の町から鉄道駅はけっこう遠く、バスの便は少ないので要注意。わたしたちは運よく急行バスに乗れました。

 

そして、駅で思い出したのは、 郡上で 「こぼこぼエール」 という地ビールを飲もうと思ってたんだった! ということ。すっかり忘れてた、ショック。

 

でも大丈夫でした。駅に併設されたカフェにおいてありました!

 

 


郡上八幡のしめくくりに、ビールで乾杯!

名前も可愛いし、美味しいビールでした。その土地で地ビールって良いなぁ。

 

ビール 郡上八幡麦酒 こぼこぼ

http://gujo-beer.com/

 

懐かしい、この全駅の名前がずらずらと書かれた切符。また長良川鉄道に乗るときが来たなんて。

 

 

8年前に初めて長良川鉄道に乗った時、停車時間にちょっとだけ駅の中をのぞいてみて、「いつか歩いてみたい」 と思っていた郡上八幡。また来られて良かった。来てみたらやっぱり好きな場所でよかった。

 

歩き回ったあとにビールを飲んで、各停のローカル鉄道に揺られたら・・・

帰りの電車はウツラウツラでした。

 

 

時折ふと目を覚まして窓の外を眺めて幸せな気持ちになって、安心してまた目を閉じる。

 

ローカル鉄道に揺られるけだるい時間はどうしてこう安心するのだろう。

きっとわたしはこれからも、世界のいろんな場所で、こうやって電車に乗るんだろうな。

 


 

 

・・・さてと、美濃太田から名古屋へ戻ってきました。

2日間の岐阜の小旅行もこれでおしまい。


最後に名古屋駅地下のお店で食べたのは、名古屋の名物をぎゅっと凝縮したような 「エビみそカツ丼」。

 

 

友人が食べたのは 「エビフライのひつまぶし」。

ちょっと反則な感じもしますが、出汁汁をかけて食べるエビフライ、案外さっぱりと美味しそうでした。

 

そんなわけで、新幹線で名古屋から東京へ。

あっという間の 2日間だったけど、良い気分転換になったし、岐阜の素敵にまた会えて幸せでした。

 

次回の岐阜は、年内にもう一回くらい、行くかもです、ふふふ。

いろいろ万事繰り合わせようと、計画中。

 

ではまたその時まで、またね、岐阜!