フィリップス・コレクション - ワシントンDCの邸宅美術館 | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

2016年 4月 30日。

 

GWを利用して、ワシントンDCを旅しています。

 

今日は、午前中にDCの見どころを駆け足で回るツアーに参加し、議事堂やホワイトハウス、リンカーン記念堂などを見て回ってきました。

 

解散場所がペンタゴン(国防総省)お膝元のペンタゴン・シティだったので、途中五角形で有名なペンタゴンの脇を通ったのですが… まあ、上空から見てないとただのでっかい建物でした。

 

 


 

ペンタゴンからはメトロに乗って、ワシントンDC市内をつっきって、北西に位置するデュポン・サークルまで移動。

 

デュポン・サークルは各国の大使館などが多い高級住宅地で、おしゃれなカフェやレストランが多い地区としても知られています。

 

ここに来た理由は 2つあるのですが、まずは、来てみたかったお店があること。

 

それが、メトロ駅からもほど近い Kramerbooks & Afterwords Cafe。文字通り、本屋さんと、そこに併設されたカフェなのですが、この本屋さんがとてもわたしの好みな予感がしてどうしても来てみたかったんですね。

 

 


足を踏み入れてワクワク。やっぱりすごく好みな本屋さんでした。

ちゃんと主張のあるセレクション、ラフな陳列の感じ、かわいいディスプレイ、そして街の人にすごく愛されてる感じ。

 

 

本を買いたいけれど、まだ旅は始まったばかりだし、荷物を重くしたくなかったので、代わりに、オリジナルのトートバッグを購入しました。

 

 


余談ですが、ここに始まり、今回の旅はどこに行っても魅力的なトートバッグばかりが目について買いたくなっていました。


さて、ウキウキ気分で隣のカフェへ。思っていたよりも座席数のあるカフェで、こちらもお客さんでいっぱいです。

うん、良い雰囲気! ここで、今日のランチを食べようと思います。

 

胃の調子がまだすこし重たいので、軽めのメニューで、ほうれんそうとチーズのオムレツを食べることにしました。それに、消化を助けてくれそうな、果物のスムージー。

 

 

パイナップル、バナナ、ストロベリーなどなどフルーツの味が濃厚!

 

オムレツにはかりかりのトーストとポテト、フルーツが添えられていて案外ボリューミーでした。お腹いっぱいで全部は食べられず。

 


 

オムレツにはかりかりのトーストとポテト、フルーツが添えられていて案外ボリューミーでした。お腹いっぱいで全部は食べられず。

 

 

曜日などによってメニューも違うので、出かける前に予習していくといいかもです。

 

カップ Kramerbooks & afterwords cafe

http://kramers.com/

 

 

さて、おなかも満足したところで、お店を出てすこし歩きます。

これから向かうフィリップス・コレクション Phillips Collection という邸宅美術館が、ここに来たもうひとつの目的です。

 

1921年にアメリカで初めて誕生した近代美術館で、鉄鋼会社を立ち上げたフィリップス家のコレクションをもとに一般公開されたのが始まりだそう。

 

 

 

各時代の有名どころがすこしずつ揃うコレクション、展示の配置や壁の色、展示室におかれた椅子のデザインやその並べ方まで素敵で、センスの良さを随所で感じる美術館。

 

チケットが存在しなくて、ペーパークリップのような小さなバッジが渡されるのも良かった。


それに、監視員のスタッフがみなさん一様にスタイルが良くて、めちゃくちゃオシャレだったんですよね。絵だけじゃなくて彼女たちをジロジロ見てしまいそうになるくらい。(ツイードの三つ揃えの小柄なおじさんも素敵だった)。


邸宅美術館なので、展示されている建物が美術館のために建てられた専用の建物ではなく、もともとは個人の邸宅です。それをうまく生かした展示室になっていて、豪華なおうちにお邪魔したような感じ。

 

 

 

ゴッホやルノワールなどの印象派から、エドワード・ホッパーやジョージア・オキーフなど 20世紀のアメリカの画家なども扱っているのですが、特にロスコ(Mark Rothco)は 「Rothco Room」 という、ロスコだけが飾られた部屋があり、ゆっくり座って見られるようにと、入れる人数が制限されていました。


さて、美術館を堪能して、外に出ました。

地下鉄に乗って帰ってもいいのですが、少し歩きたい気分でもあり、てくてくと途中まであるくことに。

 

途中でチャイナタウンにも遭遇しました。世界中どこにでもある中華街。

カラフルな門もお約束。

 

 


そして結局、なんだかんだホテルまで歩いてしまいました。

 

 

 


本当は トゥールーズで借りたような自転車を借りて移動したかったのです。寒かったのでやめたのですが…

 

DCには 「BikeShare」 というシステムがあって、クレジットカードを使えば誰でも自転車がレンタルできるシステムがあります。24時間か 3日を選んで基本料を支払えば、期間内はどこのステーションのバイクでもレンタルでき、どこに返却してもOK。30分以内に返却すれば追加料金もかかりません。

 

あかチャリ Capitol Bikeshare

https://www.capitalbikeshare.com/

 

 

良い気候の時期にDCに行かれた際にはぜひ。DCはこじんまりした街ですが、見どころである議事堂や美術館などがそれぞれに大きく、少しずつ離れているので、チョコチョコ移動するのには便利だと思います。

 

※ 参考 トゥールーズの旅日記 「自転車で巡るトゥールーズ

 

 

この日は朝早かったこともあり、また 1時間のウォーキングによる心地よい疲れがダメ押しになり、夕方ベッドですこし休むつもりが、寝てしまいました。

 

明日はいよいよ、DC最終日です。
 

 


 

 

Hyatt Regency Wahington on Capitol Hill

1泊 約 19,000 円

 


 


ランチ $31(Kramerbooks & afterwords cafe)

※ ランチは Tax と Tip 込み

入場料 $12 (フィリップス・コレクション)


※ 1ドル = 約 108 円

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