入笠山で、スノーシュー初体験! | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

2016年、1月。

 

山の話ばかりが続いて恐縮ですが、長野県の入笠山(にゅうかさやま)に、スノーシューでの山歩きをしに行ってきました。


スノーシューというのは、プラスチックと金属でできた 「カラフルでカッコイイかんじき」 のようなもの。靴に装着することによって雪の中に足が沈んでしまうのを防ぎ、雪の上を歩くためのギアです。

 

 

写真は、Wikipedia の「スノーシュー 」 ページからお借りしました。

 

 

入笠山では現地でスノーシューとストックをレンタルできるので、雪山は初めてという人でも気軽に挑戦できます。ちなみに、今回の参加者はわたしも含めて全員がスノーシュー初体験でした!

 

入笠山は1,955mとそれなりに標高のある山なのですが、登山口の標高が高いため、山頂までは1時間半ほど。比較的簡単に雪や景観を味わえるので、雪山初心者にピッタリなんだそう。

 

クリップ 入笠山 (富士パノラマリゾート) ウェブサイト

http://www.fujimipanorama.com/

 

当日は、スキー、スノボウェアまたは冬山用の服装を準備して集合 (ちなみにウェアも現地でレンタルできます)。着替えて、レンタルしたスノーシューを抱えたら、ロープウェイで山の上へ!

 

 

雪の上でスノーシューをはいたら、いよいよ出発です!


初めての人でもカンタンに雪の上を歩けますから大丈夫、とろくに説明もないままスタートしましたが、いや、これ意外とコツがいるよ… ちょっと待ってガイドさん!

 

 

なぜかスパルタのガイドさんに必死でくらいつく初心者たち。


平らな場所はそりゃカンタンなのですが、登りや下りの傾斜がつくと途端に転ぶ人続出!特に下りは、腰が引けてしまうとステーン!と行ってしまいます。

 

雪がふかふかで痛くないのが救い!

 

 

雪の斜面をいっきにザザザーーーっと駆け降りる。

思い切って走ってしまったほうが転ばないことに気づいたり。

 

 

 

スパルタでちょっと高圧的なガイドさんのもとで知らず知らずに団結を深めつつ、すこしずつ上達していく体験者たち (笑)。

 

 

そんなこんなで、登頂! さすがに 1時間半とはいきませんでしたが。

 


あいにくの曇天で、せっかくの景色はいまひとつというところでしたが、それでも良い体験になりました。

 

下山時は天候が崩れて雪が舞いはじめましたが、徐々に慣れてきて歩くのが楽しくなってきたのもこの頃。もうちょっと歩けるのにー、って気持ちで今日のスノーシュー体験は終了!


登山と雪山登山って基本的に全然別のものなんだなってことが、頭だけじゃなくて実際に感覚として理解できたのが良かったです。

 

雪が積もるとその下に隠れている岩や石や段差が見えないので気を付けないと怖いんだなとか (ふわふわだと油断して転んだら大変!)、ふつーーーに、登山道がどこか見えないんだなとか、当たり前のことに初めて気が付くことができたし。

 


(この雪の下に登山道がある)

 

それと…

 

雪山にはおにぎりを行動食に持って行けないって、知りませんでした!

(凍ってしまうから)。

 

行きの高速バスのなかでそれを知り、「先に教えてよ!」 って思った。朝早く起きておにぎり握ってきたのに…

(結局高速のサービスエリアでパンを買いました)。

 

水のボトルも外のポケットなんかに出しておくと凍るので、なるべく水が動くように横倒しにして、ザックの底に入れておくのが良いそうです。