浦和、ウサギと鉄道の休日 | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

2015年、7月。

 

久しぶりに、日本の鉄道の話題。

 

埼玉高速鉄道の浦和美園という駅にうさぎの駅長さんが就任したというニュースを聞いて、駅長さんに会いに行ってきました。

 

浦和美園駅はサッカースタジアムの最寄駅なので駅前はサッカー色。

うさぎのうの字もないというか、雰囲気すらないのですが、本当にいるのか、駅長!

 

 

 


駅構内にはいると、そこに…

 

いたああああーーー!

 

浦和美園駅 駅長のラビたまさんが改札前の広場にちょこんと座っておられました。

小さくてかわいい!!!

 

 


この駅長さんは埼玉県こども動物自然公園からやってきて、週 5日ここで勤務しているのだそう。

 

ただ、あの、わたし、駅長さんというからには、もっとこう、ババーンと、駅員室の近くに駅長然といるんだと思ったんですけども。
 

ガラーン・・・

 

 


 

空っぽの広い構内の一角にポツンとケージが置かれているだけなのでした。

 

生きているうさぎがいることになんか気づかないで、スタスタ通り過ぎる人とか確実にいると思う。

 

というか下手したら、誰かが連れ去ってしまっても駅員さん誰も気づかないのでは…? 大々的にニュースに配信されていたわりには、案外ポツーンでちょっとさみしげでした。

 

++++++++++
 

 

それにしても、サッカー一色だった浦和美園駅がなぜ駅長さんにうさぎを迎えたのでしょう?

それは、浦和にある珍しい神社にちなんでいるんです。


それが、浦和駅の近くにある 「調(つき)神社」。地元では 「つきのみやさま」 と呼ばれているそう。

 

 

調神社

http://www.stib.jp/info/data/tsuki.html

 

つき(月)といえばうさぎですよね。

この神社は、狛犬のかわりに狛うさぎ(?)が鎮座している、珍しいうさぎだらけの神社なのです。

 

というわけで、こちらにも足を延ばしてきました。

狛うさぎ子うさぎまでいて可愛い!

 

 

 

御手水のお水も、うさぎの口から出てきます。

 

 

 

ちょっとシュールですが…

 


参拝のあとには、お土産にお守り、お守りピンバッジ、そして置物を購入。

どれもうさぎでとてもとても可愛い。

 

 

 

生まれて初めて、ちょっと興味を持っていたご朱印帳も始めてみました。
最初のご朱印は、もちろん、調神社!

 

 

 

いやあ、うさぎだらけのとても良い時間を過ごしました。満足。

 

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帰りには鉄道博物館に立ち寄って来ました。

 

広い敷地内に美しい車両がたくさん。施設のエントランスが改札口だったり、駅弁を売るお店があったり(それを列車内で食べることもできたり)して、ワクワク!

 

 

 

昔の電車って本当に美しい。デザインもカラリングも、とても上品なんですよね。

すでに廃車になった寝台列車の内装なども見ることができました。

 

☆ ちなみに ☆


浦和は実は川越と並んで老舗のうなぎ屋さんが多く、うなぎの蒲焼発祥の地でもあるそうです。なので、本当は、老舗のうなぎ屋さんで食事をしたかったんですが、今回はそれがかなわず、でした。

 

でも、ちょっと目からウロコの美味しいかき氷を食べたのです。それが、この、「クラフトカフェ 」 の 「完熟バナナキャラメル」 かき氷!

 

 

生のバナナをまるごとミキサーにかけてかき氷にかけてしまった斬新なかき氷なのですが、これがものすごく美味しかったです。

 

ほろにがのキャラメルソースも甘すぎず美味。

珍しく並んでまで食べた甲斐がありました。

 

東京でこれが食べれるお店ないかな~



 

そんなわけで、「うさぎと鉄道の浦和の旅」。

東京からほんの近くの小さな旅でしたが、遠くまで出かけたような満足感のある旅でした!



 

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