グラニータ発祥の地！ 世界遺産の町 カターニア散歩

2015年、GW、シチリア。   今日はシチリア最終日。カターニアのB&Bに宿泊していたのですが、朝食券がついていて近くのカフェでコーヒーとパン（たくさんのパンの中から選べる）を食べることができました。 街の中心の広場に面した小さなカフェで、のんびりと朝ごはん。 シチリア島最後の日、今日はカターニアの町をぐるりと歩いて回ってみます。   まずは、カターニア名物のフィッシュマーケットに出かけてみることに。 広場とバスターミナルの間にあるので、歩いてすぐ！   フィッシュマーケットの名に恥じることなく、赤いテントの下には魚、魚、魚。 あちこちのメニューを見てシチリアではカジキマグロをよく食べるのだなと思ってたのですが、やっぱり市場にもありましたね！   タチウオ、かな？ そして驚くことに、サメまで並んでいました。   フィッシュマーケット、という名前ではありますが、魚以外の屋台もたくさん出ています。   山盛りのムール貝を売る貝の屋台、そして焼いた玉ねぎを売るお店。   こちらは八百屋さん。赤いトマトの美しさ！ やっぱりイタリアといえばトマトだよね。   山のように積み重ねられたチーズ。 おもしろくて、カメラ片手にぐるぐると３周くらいしてしまいました。 市場のスペースだけでは入りきらず、市場から続く街路にも屋台が並んでいたのが印象的。   生鮮食品がおてんとうさまの下に並べられている感じは日本人から見たらちょっとビックリだけど、そういえばヨーロッパではほかの国、街でもこんな感じで店が出ているよなぁ。   市場の近くには老舗のカフェ 「Etoile O'or」 があって、そこで美味しいカターニア風のグラニータが食べられます。そう、ここカターニアはグラニータ発祥の地なんだそうです！   ほかの街のグラニータに比べると、デザート感の強いグラニータ。おいっしい！！     一緒にオーダーしたいのは、名物のアンチラーノ。まあ、チーズの入ったライスコロッケなのですが、ここのはご覧のとおりのカワイイ形なのが特徴！結構大きくてボリューミーです。   上階はホテルになっているようですので、ここに宿泊するのも良いかも。 カフェは24時間営業なのだとか。   再び広場に戻って大聖堂を見学することにしました。 夜はライトアップされて美しい建物たち。昼間も太陽の光を浴びて輝いて見えます。これらのバロック建築のおかげで、この町は世界遺産に登録されているのです。   広場の象の像は、エトナ山噴火の溶岩で作られているそう。   石造りの内部には、カターニア出身の作曲家ベッニーニのお墓がありました。   その後、街の西側に歩いて、石造りの古城 ウルシーノ城へ。 もったりとした石の城は、ドラクエ感があってとてもいい感じ。今は美術館です。   ちょうど、行われていたのはピカソ展。ピカソが闘牛の絵をたくさん描いていた時期をとりあげ、ピカソが作った闘牛モチーフの食器などがたくさん展示されていて面白い。内部も、やっぱりお城！って感じ。   お城を見終えたら、ベッリーニ歌劇場（オペラハウス）、そして（ここにもある）ギリシャ時代の劇場跡を見ながら、街をぐるりと歩いてみました。月曜日だったので劇場はクローズでしたが。 街角でみつけたカタツムリの屋台。 エスカルゴのような料理を食べるのでしょうか？ それとも、何かのエサとして売ってるのかな。 エスカルゴ… はともかくとして、そろそろ疲れてきたし、おなかも減りました。 町はずれの小さなレストランにてペンネアラビアータ。 街角にでていたのは、オレンジの量り売りの屋台。 シチリア島でこんなものを見てしまったら買いたくなってしまいますね！   さて、この後はもう少しカターニアを歩いてから、次の目的地、マルタ島へ出発します！   ポストカード € 1 (カターニア） ランチ 白ワインとペンネ € 12.5 （カターニア） 美術館 € 9.50 （ウルシーノ城） 水 € 1.5 （カターニア） グラニータ € メモ忘れ アンチラーノ € 1.7（Etoile D'Or) € 1 （ユーロ） = 約130 円   ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ヨーロッパ イタリア 周遊 旅行 一人旅 シチリア カターニア 世界遺産 バロック建築 ドゥオモ 市場 美術館 古城 円形劇場