いよいよ、フィリピン山間部へ | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

2014年 11月 18日。

 

昨夜は暗くなってからバギオに到着し、あまり街の様子もわからないまま寝てしまいました。

 

ホテルの様子もよく見えていなかったのですが、朝になってみてみると、こんな感じの白い邸宅だったのですね。

 

 

内部も広くて、階段やホールの装飾も雰囲気のあるものだった… ようなのですが、今回の部屋が入り口からわりと近かったこともあり、あまりホテル内を見ていません。部屋はとても質素でした。

 

 

バギオでは観光の時間もとっていなかったので、このままサガダに向かうバスターミナルへ。

 

交通量のものすごく多い街です。街のなかを走るジープニーの数が半端ない。

 

 


街の風景も、どこを見てもなんだかボロっとしていて、ゴミゴミしている。空気も悪いし、この街は全然良く無いですね。好きじゃないです。

 

 

そんなわけで、予定通りまっすぐにバスターミナルに向かい、10.30のチケットを買ってしまいました。

 

 


ここで気付いたのですが、バスの座席はすべて指定だったのですね。

昨日のバスは適当に座っていましたが、大丈夫だったのかな。まあ、いいか。

 

バスの時間まで少しあったので、近くのお店で軽く朝ごはん。

 

 

 

メニューがあまりワクワクしなかったのでバーガーをチョイスしたのですが、挟まっていたお肉がなんだったのかよくわからなかったのと、あまり食欲もなかったので、半分くらいしか食べられず。

 

 

さてと。大きな水のボトルを抱えて、バスに乗り込みます。

 

 

 

ここからサガダまでは、5時間から 6時間ほど。

 

バギオ郊外では、山の斜面に張り付くように家が立ち並んでいました。

この家がもうすこし綺麗だったなら、イタリアにある海沿いの街のような美しい風景になっていたのかな。

 

 

南国っぽいごちゃごちゃした景色、ざわついた雰囲気と、ひやりと冷たい高原の空気がミスマッチなバギオ。もう一枚上に羽織る上着が、これから山に向かうことを物語ります。

 


街の景色が途切れると、遠くまで山々を見渡す山の風景が現れました。

 

そういえば、昨夜バギオに入るときもくねくねと山道を走ってきていたように思いますが(半分寝ていてあまりよく覚えてない)、いよいよフィリピンの山間部に入ってきているんだなぁ!

 

 

山の風景をみてわくわくしてきましたが、昨夜と同じ酔い止めのくすりを飲んでいたので、ほどなく眠くなって寝てしまいました。

 

 

実は、バギオからサガダ、ボントック、バナウェ方面に向かうこのハルセマ・ハイウェイは、えんえんとがけっぷちの山道が続くため、絶景とともに、その道の悪さで有名なんです。車酔いする人続出というその悪路は、ガタガタと揺れっぱなしなため 「マッサージロード」 という別名もあるんだとか。

 

車酔いに強い人ですら酔うというこの道では、酔い止め必需品です!

 

 

最初のトイレ休憩でバスがとまったのは、道沿いの小さな道の駅のような場所。

 

スタンドで売っているのは、「Siomai (しゅうまい)」。フィリピンではよく、こんな感じで屋台やスタンドで売られていました。たこ焼きみたいな、ファストフード的な位置づけ。味は、予想とちょっと違う感じ。

 

 


ミスタードーナッツはフィリピンじゅうで見かけました。こういうスタンドもそうだし、座席のあるお店や、コンビニの中の売り場もあって、とにかく根付いている印象。

 


ドーナツは日本のものとは違って、色がどぎつくてものすごく甘そうな感じでした。そう考えると、日本のってちょっと地味ですよね。

 

再びバスで移動。しばらくすると、高地だからか、天気の影響か、もくもくと霧が。

 


このあたりに、フィリピン国道でいちばん高い場所であることを示す 「HIGHEST POINT - PHILIPPINE HIGHWAY SYSTEM」 というサインが立っています。標高は 7400フィート。換算すると、約 2,250m。

 

 

山道を走って、再び休憩。路肩のガソリンスタンドですこし停まります。

 

 

 

小腹がすいて購入したスナック菓子の袋は、気圧差でパンパン。

 


このガソリンスタンド、裏手でヤギを飼っていました。

 

 


ちかくに集落でもあるのでしょうか。ガソリンスタンドのわきには野菜を売るスタンドも出ていて、買い物をしている人たちをみけけました。

 

 

 

見た感じ、まわりには何もない、ぽつんと存在しているようなガソリンスタンドなんですけどね。

 

 


再び、バスに乗り込んで山道を走ります。くねくねと、右にひだりに、山の形に添ってのびる道を、ものすごいスピードでかっとばしていくバス。遠くで小雨が降っているのか、雲の中に小さな虹を見ました。

 

 

このあたりから、山の景色に棚田が登場し始めます。

 

 

 


いよいよです。



 

 


 

バギオ - サガダ (5.5h)
バス

 

 



ホテルからバスターミナル タクシー p 50

バス p 220

バーガー、スナック菓子 (メモ忘れ)

スナック菓子とクッキー p 70くらい

 

※ P1 (フィリピンペソ)= 約 2.5 円

 

 

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