桜島ドライブ、さよなら鹿児島! | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

2014年 4月 8日。


鹿児島の旅、最終日。

 

屋久島トレッキングを無事に終え、鹿児島の友人との再会の夜を過ごし、とりあえずやりたいことは全部終了。さあて、今日は一日、何をしようかね? と。

 

となると、まあ、桜島をドライブしてみようかなあということに落ち着くわけです。

 

そもそも、桜島をぐるっと回る自動車道がそのまま空港まで続いているので、空港に向かう際には絶好のドライブコース。どのくらい灰が降っているのかも見てみたいです。

 

 

 

というわけで、港に車で向かって、車ごと乗船!

 

ざばざばーっと、桜島に向けて出発したフェリー。

なんと 15分おきに 24時間運航しているのだそう。そんなに利用者がいるのかな!?

 

 

 

 

しかも大人 1人の運賃は 160円。なんだろう、この安さ。

 

こちらは、桜島フェリー名物のうどん屋さん。

 

 

フェリー内で営業しているのですが、鹿児島=桜島間は、実に15分。もう、大急ぎで食べることになるわけで、なんでわざわざフェリー内にうどん屋さんがないといけないのか、その理由もよくわからないんだけれど、フェリー名物になっていて、お客さんは案外多い。


そんなわけで、わたしたちも桜島を見ながら、大慌てでおうどんを食べたのでした。



 

桜島についたら、港の近くのホテルのレストランでランチを食べて(せっかく鹿児島にいるんだし、と、薩摩黒豚を使ったメニューを)、ぷらぷら散歩。


近くに足湯があったので行ってみました。

火山の島なので、あちこちで温泉が湧いているんだろうなぁ。

 

 


桜島の各所にある避難用のトンネル。

 

 

噴火したときの火山硫などを避けるために逃げ込めるようにあるんだそうですが、本当かな?

 

島内には灰がかなり降っていて、雪のように地面に積もっていました。

さわるとサラサラしているけれど、実際にはかなりとがった粒子なので目に入ったりするとかなり痛むのだそう。

 

 

 
 

展望台からの火山は、噴煙がくっきりと見えてど迫力!

 

島に 「埋もれ鳥居」 があるというので見に行ってきました。

1914年(大正3年)の噴火の際に火山灰で埋もれてしまったのだそうです。

 


火山の噴火の猛威を、まさに目に見える形で伝え残している鳥居です。

奥にあったであろう本殿も埋もれてしまったのでしょうか。

 

この鳥居は、県の天然記念物となっています。

 

 

桜島をぐるっと半周して、車はそのまま、桜島を出発。

途中、ドライブスルーで休憩しつつ、空港へ到着しました。

 

 


最後の最後の瞬間まで、名物を食べたりお土産を買ったりして楽しみつつ、飛行機であっという間に東京に戻ってしまいました。

 

屋久島の深い緑の森、そして活火山桜島の力強い噴煙。

鹿児島の友人とのとても嬉しい再会。

 

毎回思うことだけれど、知らない日本は、自分にとって、ヨーロッパ並みに異国です。今回も、知らなかった日本をいくつも見せてもらいました。

 

そもそも活火山にあんなに近づいたのは生まれて初めてなのでは?

 

ああ、今回の旅も思い出深いものとなりました。

次の旅も、素敵なものになるといいな。