2013年 12月 28日。
デンマークはコペンハーゲンで目覚めました。
今日は午後早くにアイスランドに発つ飛行機に乗るのですが、前回来た時に上るつもりで登れなかった塔があるので、今後こそはと街に出ます。
世界一正確な天文時計があるという市庁舎。不思議な顔をして、翼の小さな可愛い緑のドラゴンにまもられてる。
そういえば、市庁舎前の噴水も、竜の噴水とよばれています。
でも市庁舎は週末はクローズなので内部は見れな… あれ? なんか、ドアが開いてる! どうやら、中で合同結婚式が行われていて、それで市庁舎が解放されているようです。 前回、高熱でふらふら歩くのがやっとだったコペンでは、やり残しがたくさんあるのですが、市庁舎の内部の見学もまだなのでした。 するりと中に入って、てくてく見学。
残念ながら週末なので天文時計は見れなかったのですが、とりあえず、今回はこれで満足です。
予想外にここで時間を食ってしまったので、急いで塔に向かわねば! メインストリートの 「ストロイエ」 からすぐ脇道に入ったあたりだと思うんだけど。
道を聞いてみたところ、案外、思っていた距離の倍くらいあって、ちょい焦る。
急ぎ足でたどり着いたラウンドタワー!
チケットを買って、大急ぎで中へ。
17世紀に、天文観測所、教会、大学図書館などを結ぶ塔で、ヨーロッパ最古の天文観測台として建てられたんだそう。
ゆるやかなスロープになっている塔内を、ぐるぐるとまわりながら上に登ります。 真っ白くて、なんだかすごくきれい。長さは全部で 209mあるそうです。
頂上まで、スロープ 7周半。さて、この階段をあがれば、展望台!
はあ、はあ… ついたーー!
ノンストップで展望台まで上り、息を弾ませながら眺めたコペンハーゲンの街並み! ヨーロッパのほかの街と同じように、赤い屋根の美しい街並み。とがった塔がピリリと効いています。
カラフルなかわいい街の様子をしばらく眺めてから、再び、スロープをぐるぐると下に降ります。
実はこの塔はいまでも、大学図書館や鐘楼塔、プラネタリウムなどとつながっており、見学することができるのですが、今回はまったく時間が取れませんでした。 1万冊の蔵書をもつ、デンマーク初の規模だったというこの図書館と、太陽系をかたどった古めかしい模型をみることができるプラネタリウムは、次回再訪した際にゆっくり見てみたいです。
そうそう、この塔には、当時の姿に修復されたトイレ(!)が 2つあり、公開されています。もちろん、いまは使えないのですが、かつてアンデルセンが座ったかもしれないトイレ、だそうです(笑)。
それにしても、大慌てで塔を上って降りて、トータルで滞在時間 15分。 すごい。思った以上に時間なかった。
市庁舎の天文時計もまだ見れていないし、塔も中途半端にしか見学できませんでした。ハムレットのモデルとなったお城も見に行きたいし、コペンはまた、ちゃんと来ないといけない場所だなー。
ここからは、わき目もふらずまっすぐにホテルに戻って、空港行きの鉄道に。
早足で歩いてポカポカ汗をかいてしまったので、中央駅のセブンイレブンで冷たいクラッシュアイスのジュースを購入。デンマーク語表記なので、何味なのかは不明。
で、これがすんごく不味いのでした。
この凍えるような見た目の飲み物、コペンに限らずアイスランドでもよく見かけました。
気温が氷点下になることも全然珍しくなく、日照時間もすくない北欧で、冬にこれだけ冷たい飲み物が売られているということに違和感を感じつつ。
空港についたら、生まれてはじめて乗る、アイスランド・エアーでレイキャビックへ!
3時間ほどのフライトですが、機内のサービスはなかなかです。 食事やお酒は有料ですが、ソフトドリンクなら無料でサービスを受けられました。 機内で売っているアイスランドのお酒のミニボトルは、お土産にピッタリ!
コペンハーゲン Copenhagen 13.20 - 15.30 Reykjavik レイキャビック (3h) アイスランド航空
コペンハーゲン中央駅から空港まで鉄道チケット 36 DKK
※ 1 DKK (デンマーククローネ) = 約 19 円
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