2012年 3月。 青森で津軽海峡を望む港に立ち、青函連絡船 「八甲田丸」 や 「ワ・ラッセ」 のねぶたの展示を見て、味噌カレー牛乳ラーメンを食べました。 そろそろ、移動の時間です。 今日はこれから、JR五所川原まで行って、そこから私鉄の津軽鉄道に乗ってきます。JR奥羽線で川部まで行き、そこから五能線で北上。
津軽平野のどこからでも見える独立峰で、青森県の最高峰。「津軽富士」 とも呼ばれるそう。
13時 55分、五所川原に到着です。 青森より、ちょっと雪が深いかな?駅もすっぽり雪に埋まっていました。
ここで、ローカル線の津軽鉄道に乗り換え。 小さな駅舎の、昔ながらの有人窓口で切符を買います。それだけで、なんだかうれしい。
いよいよ、鉄道に乗り込みます。 三両編成の鉄道は、1両目が普通席、2両目、3両目がストーブ列車、3両目はツアー専用です。
ストーブ列車に乗車するには、乗車券のほかに 「ストーブ券」 が必要になります。
ストーブ列車、木造なんですね! 車両まで昔ながらの古いものを使っているんだ、かわいいなぁ。 車内はこんな感じ。レトロでかわいい車両ですねー! つやつやの木の窓枠。赤い布張りの椅子も、なんだかこじんまりです。
木造の車両の雰囲気もあって、目でみるだけで、なんだか温まる感じ。 古いけれどとってもとっても綺麗にお手入れされていて、気持ちがいいです。 窓枠に置いた切符。やっぱり、カチャンとはさみを入れる硬券のほうが、旅の風情がありますね。
車内はほぼほぼ満席。鉄道好きっぽいカメラ君たちだけではなく、グループで来て盛り上がっているお客さんがいたり、カップルがいたり、母娘の2人連れがいたり。
これがなんだかね、いいんですよね。お客さんとの距離が近くて。
さっそく、ストーブ列車名物の 「するめ」 を購入しました。津軽では 「スルメっこ」。 買ったするめは、ストーブで焼いて、裂いてくれます。 それにしても、車内は香ばしいスルメのにおいでいっぱい。
ストーブには、ときどき車掌さん (?) が石炭をくべに来ます。 外は雪ですが、ストーブはかなり暖かく、ストーブ前の席だと熱くてツラくなってくるくらいです。
そんななか、津軽鉄道イチオシの観光地 「太宰治記念館 斜陽館」 のある金木駅を過ぎ、津軽鉄道の終点 津軽中里駅に到着しました。
津軽鉄道では往復のチケットが買えないので、五所川原まで戻る場合は、ここで一度下車して、窓口で五所川原ゆきのチケットを購入。
徐々に、雪が激しくなってきました。 五所川原までの復路は、吹雪! 窓の外は真っ白になっています。でも、アテンダントさんが言うには、窓の外の電柱が見えているうちはまだまだ吹雪とは呼べないそう。
というわけで、北国情緒とふるさと訛りが暖かいストーブ列車、往復 2時間の旅が終了。五所川原の駅に到着しました。
http://tsutetsu.web.infoseek.co.jp/ 雪の中をいくローカル鉄道、という憧れの風景のなかに立つことができて、大満足! さて、今夜の宿は、この五所川原の町。 雪に包まれた、なーんにも無い小さな町を歩いて、今日のホテルに向かいました。
ホテルサンルート五所川原 。30周年記念の 「よろしく価格」 で一泊朝食付き 4,649円。 昨日の夜、寝台車であんまりぐっすり眠れていなかったからか、暖かいストーブ列車の中でビールを飲んだからか、ちょっと眠い… ので、一回少しうたた寝。 夕方遅くなってから、夕飯を食べに出かけました。 足を運んだのは、五所川原で一番おいしいという口コミを見た 「一休寿司」 です。
3月は桃の節句ということで、桃の枝をいただきました。すごい可愛い!
明日のお弁当にさせていただきます!
青森 - 五所川原 (1h) 五所川原 - 津軽中里 - 五所川原 (2h)
津軽鉄道 片道 840 円 ストーブ列車 ストーブ列車料 300 円 津軽鉄道 ビール 300 円 津軽鉄道 するめ 300 円 鉄火丼 (一休) 2,100 円 ビール (一休) 600 円 ホテルサンルート五所川原 4,649 円
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