カリフォルニア・ワイン鉄道 - ワイントレインで巡るナパ | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

仕事で 2週間滞在したカリフォルニア。

その間、週末をはさんで 空き時間ができたので、思い切って少しだけ遠出してきました。

 

訪れたのは、カリフォルニアワインの故郷 ナパ!

ワイナリーが軒をつらね、延々とぶどう畑が広がるナパをゆく、全車両が食堂車のワイン鉄道に乗りに行きます。

 

 

Napa Wine Train http://winetrain.com/

ランチ、ディナーの参加が選べて、それぞれにクラスが分かれています。

わたしが参加したのは、ランチのコース。

 

サンフランシスコからナパまでは車で行くのがスタンダードですが、実は、フェリーとバスを乗り継いでいくことが出来ます。

 

 

 

 

早朝のサンフランシスコ・ベイを出発。iPod の BGM は 「Sanfransisco Bay, passed Pia 39...」 で始まる Stereophonics の 「Have a Nice Day」。

 

 


歌詞はホントはちょっと皮肉っぽいんだけど、サビの 「Have a nice day」 の繰り返しが朝のサンフランシスコベイを行く空気にぴったりだったので。

 

 

1時間くらいたったでしょうか。Vallejo に到着。ここからはシャトルバスに乗り換えです。

 

 

 

 

 

ナパまでは 30分ほどのドライブ。景色がどんどんのどかになっていきます。

 

 

 

ナパ・ワイントレインの駅に到着しましたー!

ちょっと西部風な、むかしっぽい駅舎のデザイン。駅舎の向こうに列車が到着しました。

 

 

 

 

駅舎の中は広い待合室なので、まずはカウンターでチェックイン。

早速、赤白それぞれのワインが振舞われ、ワインの専門家によるナパワインのレクチャーが始まります。それが終わったら、いよいよ出発!

 

 

 

 


今回わたしが参加したのはランチコースのツアーなのですが、ランチを食べる前に、まずはラウンジカーに案内されてアペリティフです。せっかくなので、わたしはシャンパンをセレクト!

 

 

 


 

アペリティフとして出てきたぶどう、皮が張ち切れんばかりで、ものっすごく美味しかった。

こんなぶどう、初めて食べた、ってくらい。さすがワインの里。

 

 

ぶどう畑のまんなかをごとごとと進んでいくワイントレイン。

両側にはワイン畑と、ワイナリー。デッキに出ると、風が気持ちがいいです。

 

 

 

 

こちらはコッポラファミリーのワイナリー。

 

 

列車内では、バーでワインの試飲もできます。

 

 


列車のクラス (車両の種類) は 3種類あって、この車両は一番カジュアルな Silverado Lunch Package コースの車両。ハリウッド・ウェスタン調の車両。クーラーはなくて、窓が開くつくり。

 

 

見た感じ、食事もカジュアルなアメリカンのようでした。(スペアリブとか)。一番お手ごろなクラスだけあって、家族連れや、ワイワイ盛り上がるグループが多い印象。一人の参加だと若干浮くかも?

 


一番上のクラスは、普通の車両より席が高く、窓が大きい、ビスタドームという展望車両。

 

 

 

このコースにはスパークリングワインが一杯ついてくるほか、ランチのコース内容も、選べる料理が多かったりしたみたいです。

 

記念日とかお祝いの方なんかはこちらを予約するといいのでは?

落ち着いた年配のカップルなどが多い印象でした。

 

 

で、わたしが予約していたのは グルメ・ランチ と呼ばれる真ん中のコース。

アンティークな車両で、ワインとコース料理を楽しめます。

 

 


 

スマートカジュアルな感じで、サービスもフレンドリーかつ礼儀正しく、ものすごく気持ちよく食事をさせてくれました。

 

食事も、カジュアルだけど洗練されたカリフォルニア・キュイジーヌで、すっごく美味しかったです。

 

一品目は サラダかスープ、メインはビーフ、ポーク、チキン、お魚と野菜からそれぞれ選べます。

 

 

ワインリストを見ながら何を飲むか迷っていたら、試飲もさせてくれました。

 

 

 

一品目には、カリフォルニアといえば定番の、くるみとブルーチーズのサラダをチョイス。

 

 

メインには、まぐろのグリルとものすごーく迷った末に、ローストビーフを。

 

 

結局 半分くらいしか食べられなかったけど、本当にやわらかくて美味しかった!

 


クリームブリュレと迷ったけど、最後はチョコレートケーキで締め!

 

 

コーヒーを飲んでまったりしているうちに、列車は出発地点に戻ってきました。楽しかったワイントレインの旅もこれで終了です。景色も素敵だったし、ワインも美味しかったけど、わたし的には、食事がちゃんと美味しかったのが嬉しかったです。動くレストランですから。

 


列車を降りたら、迎えのバスが来るまで、しばらくナパの町を散歩でもしたかったのですが、この日はすごく暑くて、炎天下の下、外を歩くのがちょっと億劫で。

 

でも、駅にいても何もすることがないので、地元のスローフードを扱う 「ファーマーズマーケット」 まで足を伸ばしてみました。

 

 

 

地元の食材やオーガニックな料理を扱うこのマーケット、すっごく素敵でした。来てよかった!

おしゃれな雑貨やエコグッズもいろいろ置いています。

 

 

 

 
 


ワインの里だけあって、食べることに対してとても意識が高いんだろうなと感じました。

大流行 (というかもはや定番?) のカップケーキを押さえているところもにくい!

 

すっごい新鮮そうな野菜やフルーツを売っていたお店で、量り売りでさくらんぼを買いました。

帰りのバスでつまみながら帰ることに。



マーケットでうろうろしている間に、バスの時間に。

ここから一路、サンフランシスコに戻ります。

 

 

帰りはフェリーには乗らず、バスがサンフランシスコのフェリー乗り場まで送ってくれてラクだったです。まだ明るいうちに、サンフランシスコに到着。

 

普段はけっこうビール派のわたしですが、ワインカントリーの自然のなかでワインを飲んで、のんびりとした素敵な一日を過ごしました。

 

旅鉄としても、面白い鉄道体験でした~!

 


 

 

 



 

グルメランチ 99 USD (ワイントレイン)

スパークリングワイン、白ワイン 2~30 USD だっけな (ワイントレイン

Napa までの往復 45 USD (ワイントレイン)

さくらんぼ、水のボトル 値段失念 (ファーマーズマーケット)

 

※ 1 USD = 約 80 円

 

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